「ICカード持ってると切符なくても電車に乗れるなぁ...。ブラックリストでも作れるのかな?」
...今回はブラックリストでもSuica、ICOCAなどの交通ICカードは作れるのか?について書いていきます。
ICカードって、みんなが改札でピッ!ってタッチしてるやつ?
そうそう!あれだけで電車に乗れるよ!
ICカードは前もってカードにチャージをするだけで電車に乗れる優れもの。
いちいち切符を買わなくていいので、とっても便利です!
さて、このICカード、金融事故を起こしたブラックリストでも持つことはできるのでしょうか?
※ブラックリストってそもそも何なの?...という人向けにブラックリストの内容について解説した記事もあるのでコチラもどうぞ。
ブラックリストだとSuicaやICOCAが欲しい!...という人は参考にしてくださいね。
ICカード(Suica、ICOCA)はブラックリストでも問題なく作れる!
結論から言うと、SuicaやICOCAなどのICカードはブラックリストでも問題なく作れます!よかった!
ICカードを作る手続きはそれぞれの鉄道の券売機でOK。
- 買いたいICカードをタッチして手続き
- 事前にチャージをする
- ICカードが発行される
たった3つのステップだけで、その日からICカードが利用できるんです。
おお!めっちゃラクじゃん!
ブラックリストに関係なく作れるよ!
...そもそもブラックリストは信用情報機関(CIC)に金融事故の情報のデータが載ってることを指します。
長期でクレジットカードの支払いをしなかったり、自己破産、債務整理をするとブラックリストになってしまうんです。
しかしこの金融事故の情報、クレジットカード・ローンなどを申し込む時に指定された企業しか見ることができません。好き勝手に覗けないんですね。
- 間違い:ブラックリスト情報は誰でも見れる
- 正解:ブラックリスト情報はクレカ・ローンを申し込まれた企業が閲覧できる
ICカードの手続きはすべて券売機で行います。だから鉄道事業者はその人がブラックリストかどうかは、その場ではわからないんです。
PiTaPa、クレジット付きICカードはブラックリストだとまず作れない
さて、普通のICカードは審査なしで誰でも作れます。
しかし残念ながら「PiTaPaカード」や「クレジット付きICカード」は、ブラックリストだと作るのはとても難しいです。
PiTaPaをカンタンに説明すると、関西の多くの鉄道・バスが少し安く乗れるICカードです(コチラの記事も参照)。
安く乗れるの?めっちゃおトクじゃん!
そうなんだけど、こっちは誰でも作れるわけじゃないんだ...
しかし多くのICカードはチャージ式ですが、PiTaPaはポストペイ式なので乗車のお金は後から請求されます。
- Suica、ICOCAなどのICカード:チャージ式で前もって支払い
- PiTaPaカード:ポストペイ式で後から引き落とし
つまりPiTaPaはクレジットカードの仲間なんです。カードをつくためには申し込みが必要で、審査もあります。
その審査のときにブラックリストかどうか分かってしまうんです。
クレジット付きICカードはその名の通り、クレジットカードとICカードがセットになった1枚。
複数枚のカードを持たなくていいのでめちゃめちゃ便利ですが、コチラも申し込みで必ず審査があります。
ブラックリストだと絶対に審査は落ちちゃうの...?
最終的な判断はカード会社がするけど...まあ99.9%ムリだろうね
審査のある・なしを表にしてみました。ご参照ください。
カード種類 | 審査 |
ICカード(Suica、ICOCAなど) |
なし |
PiTaPaカード | ある |
クレジット付きICカード |
ある |
おわりに
以上、ブラックリストでもICカードは作れるよ...という記事でした。
PiTaPaなどは別にして、普通のICカードに審査はありません。誰でも持てます。
よく電車に乗るけど、いつも切符買ってるんだよな...という人は、めちゃめちゃ便利なので作ってみてください!
本日は、以上です!