「高速道路をよく使うからETCカードが欲しい!でも、ブラックリストだけど作れるのかな?」
...今回はこういった疑問にお答えしていきます。
ETCカードはクレジットカードのオプションとして申し込むのが一般的。だから金融事故を起こしたブラックリストだとETCカードは持てないんじゃないか...と思う人もいるでしょうが、実はそうではありません。
結論から言うと、ブラックでも作りやすいETCカードは3種類あります。単体で作れるものが1枚、クレジットカードのオプションで作れるものが2枚です。
- ETCパーソナルカード(審査なし)
- アメリカン・エキスプレスカード(審査あり)
- ライフカードデポジット(審査あり)
現金払いだと高速料金が高いんだよな...という不満がある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ETCパーソナルカード(ブラックリストも審査なし)
ETCパーソナルカードのメリット
- 審査なしでETCカードが作れる
- クレジットカードを持たずにETCカードが作れる
- ETC割引の対象になる
ETCパーソナルカードのデメリット
- 年会費がかかる
- 発行には多額のデポジット代が必要
- 引き落としされてない料金がデポジット代の80%以上で利用停止
- ETC利用でのポイントは貯まらない
- ネットから申し込みできない
【公式サイト】ETCカードについて:初めて・こんな時ETC│ETC総合情報ポータルサイト
こちらのETCパーソナルカードはクレジットカード会社ではなく、NEXCO・首都高速・阪神高速などが共同で発行しています。
審査なし&クレジットカードなしで持てる唯一のETCカード
後から紹介するETCカード2枚には審査があるので、ブラックリストでも審査なしで作れるETCカードはこのETCパーソナルカードが唯一です。
ここでいう審査なしとは、ETCカードを申し込んだときに信用情報をチェックしない...という意味を指します。
信用情報とは...?
個人の「氏名、生年月日、性別、住所、電話番号」などの基本情報に加えて、「現在の借り入れ額、過去の返済履歴」といったデータを含めた情報のこと。
これらはCIC、JICC、KSCといった『信用情報機関』が保管していて、主に新規でクレジットカードやローンを審査するときに「この人と契約しても問題ないか」とカード会社やローン会社が判断するために使われます。
ブラックリストの人は信用情報にキズが付いているのでクレジットカードの審査にはなかなか通りませんが、ETCパーソナルカードならそういったチェックもないので問題なく作れるということですね。
つまりブラックではないけど、色々な原因でクレジットカードの審査に通らない...という人にもおすすめです。
そして、クレジットカードなしでETCカードだけを持てるのは『ETCパーソナルカード』のみです。ETCカードは欲しいけどクレジットカードはいらないなあ...という人にもおすすめできます。
利用違反さえしなければ途中でのETCカード解約もなし
その他ETCパーソナルカードの特徴をまとめるとこんな感じ。
項目 | 内容 |
年会費 | 税込1,234円 |
締め日 | 毎月末 |
引き落とし日 | 毎月27日 |
引き落とし方法 | 口座引き落とし |
発行審査 | なし |
保証金(デポジット) | 毎月の利用金額の4倍 |
2019年6月現在の情報です。
「いやいやブラックでも作れるなら規約がきびしいんじゃないの...」と心配されそうですが、利用違反さえしなれば途中解約されることもありません。
つまり利用違反の大きな原因はETC料金の未払いですが、「カード今すぐコム」さんの記事に具体的な内容が書かれていたので引用します。
利用規約第18条(会員資格の取消)に該当すると強制解約されてしまうことがあります。例えば、決済口座の設定手続きが完了しないケース、カードを第三者に貸与あるいは譲渡したケース、後納料金を支払わないケースなどがあります。
引用元:最短4週間発行ETCパーソナルカードの評判&作り方ガイド | 与信審査なしで持てるETCカード、無職や外国人の方でも発行可能!
強制解約というとなんだか怖いイメージがありますが、それを言ったら普通のクレジットカードでも長く支払いを延滞すれば同じく解約されます。そこまでルールは大きく変わらないでしょう。
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保証金を預けないとETCパーソナルカードは発行できない
注意点として、ETCパーソナルカードを作るには「事前に保証金(デポジット)を預ける」という条件があります。
ここが普通のクレジットカードやETCカードと大きく違うところです。年会費が必要なカードは多数ありますが、保証金が必要なカードなんてほとんど見かけません。
NEXCO西日本の公式サイトにて、ETCパーソナルカードの申し込み条件が書かれていたので引用しますね。
お申込みの際に、平均利用月額(有料道路の月平均利用額)をご申告いただきます。
平均利用月額を5千円単位で切り上げた額を4倍した額をデポジットとして預託していただきます。
引用元:パーソナルカード
つまり、「ある程度のお金を預かって発行するよー」...ということ。入会では審査がない代わり(?)に、お金を担保とした上でETCを利用した料金を口座から引き落とすという仕組みです。
間違えやすいですが、引き落とすETCの利用料金と年会費はこの預けるお金とは別に必要なので気をつけてください。
- 間違い:ETC料金、年会費はデポジット金から払われる
- 正解:ETC料金、年会費はデポジット金とは別に口座から引き落とされる
もちろん月々の引き落としができなければETCパーソナルカードは利用停止します。ここは他のETCカードでも一緒ですね。
ETCパーソナルカードのデポジット代はどんなに安くても2万円から
ETCパーソナルカードのデポジット額の計算方法をリストにしてみました。引用にもあったように、月の利用額の4倍を預けなければいけません。
平均ETC利用月額 | デポジット額(平均利用月額の4倍) |
5,000円 | 20,000円 |
10,000円 | 40,000円 |
15,000円 | 60,000円 |
20,000円 | 80,000円 |
どんなに安くてもデポジットには2万円かかるので、かなり高いですね...。このデポジット代をカード申し込み後に預けなければいけません。
- 普通のETCカード:無料もしくは年会費が数百〜数千円かかる程度
- ETCパーソナルカード:数万円のデポジット代+年会費が必要
一般的なETCカードが作れない人は、おそらく金銭的にも余裕がないことが多いでしょう。その上でこのデポジット代の出費はかなりきついですね...。
ただ上でも書きましたが、こうして預託金を収めてもらうことでETC代が延滞されるリスクを抑えているからこそ、ほぼ審査なしで発行できてるともいえますね。
引き落とされてない料金がデポジットの80%を超えるとカード利用停止
大きいデメリットがもう1つ。デポジット以外のまだ引き落とししていない利用料金がデポジット代の80%を超えると、ETCパーソナルカードが利用停止になってしまいます。
カードが停止になってしまったら、当然ですがETCのゲートを利用することはできません。
デポジット代は年会費ではないので解約すればちゃんと戻ってきます。
うっかり高速に乗りすぎるとしばらくETC機能が使えなくなってしまうので、自分が月にどのぐらい利用するかはブラックの人も把握しておきましょう。
カードの申込み用紙はPA、SAやインフォメーションセンターで入手しよう
ETCパーソナルカードの申込みの手順はこちら。
- 申込用紙を記入し郵送
- デポジット代の振込用紙が送られてくるので入金
- 入金後に2週間ほどでカード到着
残念ながら、ネットからの手続きすることは不可。公式サイトから申込用紙をダウンロードすることもできません。
ココがポイント
- 通常のETCカード:ネット申し込みが可能
- ETCパーソナルカード:ネット申し込みはできず申し込み用紙のみ可能
面倒ですが、サービスエリアやパーキングエリアのカウンターで申し込み用紙をもらうのがちゃんとした手続きの方法です(もしくは事務局に電話して取り寄せ)。
発行までに時間はかかりますが、条件さえ満たせばブラックでも審査なしで作れるので、そこを割り切れる人はチャレンジしてみましょう。
②:アメリカン・エキスプレス・カード(審査あり)
私が保有している『ANAアメックス』カード。
ANAアメックスのメリット
- ステータス性が高い
- アメックスカードの中では年会費が安い
- ANAで飛行機を使うとマイルが貯まる
- コールセンターのスタッフが丁寧
- ETCカードの年会費が無料
ANAアメックスのデメリット
- アメックスの中では年会費は安いが一般的には高額
- ポイント還元率が低い
- ETCカードの発行手数料がかかる
次に紹介するのは、『アメリカン・エキスプレス・カード』です。
ステータス性が高いイメージがありますが、意外とブラックリストでも審査に通りやすかったりします。
【公式サイト】アメリカン・エキスプレス
アメックスはまずクレジットカードを作って追加オプションでETCカードを発行できます。他のクレジットカードと発行手順は一緒ですね。
なお、アメックスにはいくつか種類がありますが、私のおすすめは「ANAアメックス」。上で載せた画像のカードになります。
自社発行以外のアメックスカードはブラックだと審査がきびしい
アメックスブランドのカードはいくつかのカード会社が発行していますが、この記事では国際ブランドのアメックス社が自社発行しているクレジットカード(プロパーカード)全般を指します。
自社発行以外のカードはアメックスがブランド名を貸しているだけです。入会審査はそれぞれのカード会社が行います
たとえば他社ではクレディセゾンもアメックスカードを出していますが、ブラックリストで申し込んでもまず審査には通りません。私もブラックリスト状態で何度か申し込みましたが作れませんでした。
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ANAアメックスはアメックスの中では年会費が安い
では、なぜANAアメックスがおすすめかというと、シンプルに年会費が1番安いから。
他のアメックスのプロパーカードは年会費が1万円以上かかるので、ETC目的ならコストパフォーマンスはよくありません。ANAアメックスの詳細はコチラ。
項目 | 内容 |
本会員年会費 | 税抜7,000円 |
家族カード年会費 | 税抜2,500円 |
発行条件 | 20歳以上で定職がある人 |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
ポイント還元率 | 0.3%〜1% |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
空港ラウンジ利用 | 同伴1名まで無料 |
入会ボーナスマイル | 1000マイル |
入会継続マイル | 1000マイル |
ETCカード発行手数料 | 税抜850円 |
ETCカード年会費 | 無料 |
2019年6月現在の情報です。
ETCカードは発行手数料がかかるものの、年会費無料なのは嬉しいですね。
またETCカードとは直接は関係ないですが、ANAと提携しているだけあって旅行に関するサービスが充実しています。
超ブラックでも作れるがお金には余裕を持っておこう
アメックスって高級そうだけど、ブラックでも作れるの?...という人もいるでしょうが、作れます。アメックスは外資系カード会社で独自の審査基準なのでブラックでもチャンスがあるんですね。
同じく外資系カードの『ダイナース』は審査を「三井住友トラストクラブ(日系企業)」が担当しているので、ブラックだとまず通りません
もちろんブラックリストにも甘いとはいえ審査はあります。だから、アメックスカードが100%作れる!...というわけではないので気をつけてくださいね。
ちなみに1番安いといっても、ANAアメックスの年会費は税抜7,000円です。申し込むときには、ある程度お金に余裕は持っておきましょう。
ANAアメックス自体の詳しい内容に関しては、下の記事でもまとめているので参考にしてください。
③:ライフカードデポジット(審査あり)
ライフカードデポジットは通常のライフカードとデザインは一緒です(画像は私が持っている有料ライフカード)
ライフカードデポジットのメリット
- デポジットを払えば延滞中、任意整理、自己破産の経験がある人でも通りやすい
- 通常のライフカードとデザインは変わらない
- デポジットの10万円は解約時に戻ってくる
- クレジットヒストリーが積める
- ポイント還元率が高め
- 国内、海外旅行の保険が付帯
- ETCカードが無料で使える
ライフカードデポジットのデメリット
- 年会費が高い
- 保証金10万円をを納める必要がある
- 利用限度額=保証金の額なのでそれ以外は選べない
- 分割、リボ払い、キャッシングができない
最後に紹介するのは『ライフカードデポジット』です。
...「デポジット型ライフカード」「デポライフ」とも呼ばれていますが、この記事内での呼び名は「ライフカードデポジット」で統一します。
【公式サイト】ライフカードデポジット(Dp)
ライフカードデポジットとは2018年12月に登場した保証金10万円を納めてから発行するクレジットカードで、借金延滞中、無職、自己破産の免責中という人たちにもチャンスがあるというすさまじい1枚。
保証金が必要ということで「信用力が低い人用ってバレるんじゃないの?」...と思うかも知れませんが、普通のライフカードと付帯ブランド(Mastercard)、デザインはそれぞれ同じなので安心してください。
こちらもまずカード到着後に1週間ほどしてからライフカードデポジットのコールセンター(カード裏面に番号あり)から申し込むことができます。残念ながらクレジットカードと同時に作ることはできません。
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ライフカードデポジットはETC利用でポイントは付かない
ライフカードデポジットの詳細はこちらです。
本会員年会費 | 税抜5,000円 ※ |
保証金必要額 | 100,000円 ※ |
利用限度額 | 100,000円 |
ポイント還元率(ポイント名) | 0.5%〜(LIFEサンクスポイント) |
国内旅行保険 | 傷害保険:最高1,000万円(利用付帯) |
海外旅行保険 | 傷害保険:最高2,000万円(自動付帯) |
ETCカード | 年会費:無料 発行手数料:無料 |
※ 保証金と初年度の年会費はカード受け取り時に代金引換で支払います。年会費は翌年以降は口座引落しです。
ライフカードはポイント還元率がいいカードとしても有名で、毎年誕生日月にはLIFEサンクスポイントがなんと3倍(1.5%還元)。
さらにカード入会の初年度は常にポイントが1.5倍です。まとめるとポイントの還元率は以下のようになります。
- 通常ポイント:0.5%
- 入会初年度:0.75%(ポイント1.5倍)
- 毎年の誕生日月:1.5%(ポイント3倍)
ただし上でも書いたように、ブラックリストでもかなり審査を通りやすくしているためか、保証金10万円+年会費5,000円と初期のコストがかなり高め。
またキャッシング、分割払い、リボ払いのサービスは利用できません。完全にショッピング専用一括払いカードとして使っていくことになります。
保証金と初回の年会費はカードが届いたときに代金引換で払います。お金が足りないとカードが受け取れないので注意しましょう。
とはいえANAアメックスよりはポイントの付与はされやすく、「ブラックだけどポイントもできるだけ貯めたいなあ」...という人はこのライフカードデポジットをおすすすめします。
ETCカードを使ってもポイントは付かなくなった
ただ、ETCカードは無料で使えるせいか、ETC利用だとカードのポイントは付きません。ライフカードといえばポイントが貯まりやすいカードなのでこれはちょっと残念ですね。
通常のライフカードも2017年7月よりETCカード利用でのポイントは付かなくなりました。残念。
旅行サービスに強いANAアメックスと、ETC以外ならポイントが貯まりやすいライフカードデポジット。クレジットカードとETCカードが一緒に欲しい人は、自分に合ったカードを選びましょう。
カードを延滞したら保証金からお金が差し引かれる
ライフカードデポジットを使うときのクレジットカードやETC料金の支払いでは保証金、年会費とは別にお金が必要です。
もしもライフカードデポジットで延滞をしてしまった場合、納めている保証金から不足したお金が補填されます。
上記のETCパーソナルカードは保証金の額に応じて限度額が変わってきますが、ライフカードデポジットは限度額もカード上限額も10万円と一律です(ゴールドカードは除く)。
クレジットカードなので誰でも100%審査に通るわけではありませんが、保証金を納めることで未払いのリスクを減らしているのでブラックでもかなり作りやすいカードになっています。
以前の当記事では「有料ライフカード」という保証金なしのクレジットカードを紹介していましたが、ライフカードデポジットが登場してからは有料ライフカードの成約率が下がっていると思われるので内容を差し替えています。
上の公式サイトを見てもらえれば分かりますが、過去に延滞があったり審査に不安がある人にもおすすめなカードということで、ブラックにも割とチャンスがあると言えそうですね。
ライフカードデポジットは招待メールから申し込みができる
ライフカードデポジットは「無料ライフカード、有料ライフカードの審査に落ちた人」を主なターゲットにしていて、落選後の招待メールからのみ申し込みが可能です。
- 無料ライフカード:公式サイトから申し込んで発行
- ライフカードデポジット:審査落ち後のメールから申し込んで完了
メールは誰でも届くわけではないですが、届きさえすればブラックリストの人でも審査に通る可能性があります。
なお、現在は後から説明するように専用の公式サイトから招待メールなしで申し込むことができるようになっています。
専用サイトから直接申し込みができるようになった
くり返しますが、ライフカードデポジットは招待メールが誰にでも届くわけではないということと、届いたとしても必ずカードの審査に通るわけではありません。気をつけてくださいね。
また上でも書いたように、最近では専用の公式サイトからライフカードデポジットの直接申し込みができるようになりました。時間の短縮ですね。
もちろん直接申し込んでも落ちるときはおちますし、無料のライフカードが作れるチャンスはなくなりますが、どうしてもクレジットカードやETCカードが必要だという人におすすめです。サイトのリンクは下にあります。
どうしてもクレジットカードが必要なひと向け!
ライフカードデポジット(Dp)
保証金10万円でかなり審査に通りやすい安心のクレジットカード!
延滞中の人、他社で審査落ちした人、自己破産した人でもライフカードデポジットは一人ひとり個別に審査します。ETCカードも発行無料なのでおすすめです。
デザインも通常のライフカードと同じなので、安心して使うことができます。もちろんクレジットカードなのでクレヒス修行にも使えます!
年会費 | 年会費:税抜5,000円 ※ 保証金:10万円 ※ |
カードブランド | Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
旅行保険 | 国内傷害保険:最高1,000万円(利用付帯) 海外傷害保険:最高2,000万円(自動付帯) |
ETCカード | 無料 |
※ 保証金と初回の年会費はカードお届け時に代金引換で支払います。翌年以降の年会費は口座から引き落としです。
ブラックでも家族カードからETCカードを作る方法もある
以上、ブラックリストでも作れるETCカードを3枚紹介しました。
しかし、これらのカードもデポジット代が必要だったり、年会費が高かったりとデメリットもあります。そこで提案するのは「家族カードでETCカードを持つ」という方法です。
具体的な手順はコチラ。
- 配偶者、親御さんに本カードを作ってもらう
- 家族カードを申し込む
- 家族カードのオプションでETCカードを作る
家族カードの申込みでは家族が審査されることはありません。引き落とし請求はすべて本カード会員に届くからです。
ただし本カード会員の情報を元にして作るのでいくつかデメリットもあります。以下、「クレジットカード大学」さんの記事がわかりやすかったので引用します。
【家族カードの注意点】
・家族カードの利用額は本会員に請求される
・明細書は本会員が一括管理する
・家族カード利用で貯まったポイントは本カードに合算される
つまりまとめると「どこで」「何を」「いくらで買ったか」は本カード会員に丸わかりだということ。家族に隠れてコソコソ使う...なんてことはまずできないと考えておきましょう。
さらに追加すると、新しく家族カードを作るときは本カードの会員の「再審査」が行われます(追加で家族カードを作っても支払いができるかの確認)。ここで落ちると家族カードをつくることはできません。
また、楽天カード、ライフカード、Yahoo! JAPANカードのように家族カード会員がETCカードを持てないカード会社もあります。申し込むときは公式サイトにある「Q&A」などで事前に作れるか確認しておいてくださいね。
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家族カードを使ってクレヒス作ることはできる?信用情報を積めるのか解説します
「ブラックでクレジットが作れないから家族カードが欲しいんだけど、クレヒスって積めるのかな?」 ...今回はこういった疑問にお答えしていきます。 延滞でブラックリストになっていたり、審査に不 ...
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おわりに:超ブラックでもETCカードは作れる!...が100%ではない
以上、ブラックリストでも作れるETCカードを3枚紹介 & 家族カードからでもETCカードは作れるよ...と記事でした。
優先順位として、まず最初は日常生活でも使いやすいANAアメックスか、ライフカードデポジットにチャレンジすることをおすすめします。
ETCパーソナルカードは条件さえ満たせば審査なしで作れるので、最終手段として残しておいた方がいいでしょう。
何度もいうように、100%作れるクレジットカードはありません。審査に落ちる可能性もふまえて申し込んでくださいね。
家族が協力的な人は、家族カードからETCカードを作ることも検討してみてください。
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【くらべる君を利用するメリット】
- 大手を含む40社のキャッシングを匿名でまとめて簡易審査
- 24時間365日いつでも申し込みOK
- もちろん簡易審査は無料ですぐに終わります!
簡易審査で「審査落ち」「申し込みブラック」のリスクを下げることができるんです。参考として私もくらべる君を試しましたがそのときの属性はコチラです。
- 年収200万(非正規)
- 借り入れは1件
- 3ヶ月以上の延滞経験あり
うーん、収入も正社員に比べると不安定で延滞があるので決してよくはありませんね。...でも金融機関40件中でなんと4件も簡易審査に通過しました!
くらべる君はあくまでも仮の審査なので、企業の本審査はまた別になります。でも「自分が審査に通るかわからない...」という人にとって1つの目安になるのは嬉しいですね。
また「無料メルマガ」も配信していて、お金を借りるときのアドバイスなどが書かれているのでとても参考になります。キャッシング審査落ちのリスクを減らしたい人はぜひくらべる君を試してみてください。