「平和堂のHOP-VISAカード、ブラックリストでも作れるのかな...」
今回はHOP-VISAカードがブラックリスト(異動あり)でも審査に通るのか?について書いていきます。
HOP-VISAカードは三井住友カード株式会社が発行しているクレジットカード。関西、東海エリアに出店しているスーパー「平和堂」「フレンドマート」でオトクにポイントが貯まるクレジットカードです。
平和堂は滋賀県に本社があるので滋賀県民で持っている人も多いと思います。
さて、このHOP-VISAカード、ブラックリストでも作ることはできるのでしょうか?
※ ブラックリストってそもそも何なの...?と言う人は、ブラックリストについて詳しく書いた記事も用意したのでどうぞ参考にしてください。
「近くに平和堂があるからブラックだけどこのカードが欲しい!」...という人は、参考にしてください。
HOP−VISAカードはブラックリスト(異動あり)だと審査に落ちる
まず結論からいうと、残念ながらブラックリストではHOP-VISAカードの審査には通りません。
必ず落ちる!...というわけではありませんが、まず99.9%通らないでしょう。
HOP-VISAカードだけではなく、三井住友カード株式会社が発行しているすべてのクレジットカードはブラックだと審査はきびしいです。
カード名 | ブラックリストでの審査難易度 |
三井住友VISAカード | ✕(個別記事あり) |
三井住友VISAデビュープラスカード | ✕ |
三井住友VISAゴールドカード | ✕ |
ANAカード | ✕ |
KIPS-三井住友カード | ✕ |
Amazonマスターカード | ✕ |
Booking.comカード | ✕ |
オリジナルから提携カードまで、多数のクレジットカードを三井住友カードは発行しています。
HOP-VISAカードが無理でも、他の三井住友カードを作ればいいや!...という期待は持たない方がいいかも知れません。
- 間違い:HOP-VISAカードだけブラックにキビしい
- 正解:三井住友カード全般がブラックにキビしい
カード会社は審査落ちした人のデータをそのまま持っている可能性が高いから、何度申し込んでも跳ね返されるかもね....
銀行系クレジットカードは審査が難しい
どうして三井住友カードはブラックにキビしいの?
いろいろ理由はあるけど...やっぱり「銀行系カード」だからじゃないかな
まず、クレジットカード会社は、大きく3つのグループに分けられます。このグループのどこに入るかによって審査の難易度も変わってくるんです。
- 信販系カード
- 流通系カード
- 銀行系カード
「信販系カード」はアメックスやオリコなど。「流通系カード」はコンビニやスーパーなどが扱っています。
そして「銀行系カード」は文字通り銀行がメインで扱うカードです。
この3つのグループで1番審査がキビしいのは銀行系カード。三井住友カードはSMBCグループなので銀行系になります。
なお、PiTaPaカードの審査の記事でも以前書きましたが、このカードも三井住友カードが扱っています。詳しくは記事を読んでいただければと思いますが、三井住友カードは特にブラックにはきびしい審査をします。
もともと銀行は「お金持ち向け」にカードを作ってたからね。その名残で審査がキビしいんだと思うよ
もちろん信販系や流通系のカードが審査がめっちゃ甘い!...というわけではありません。どれもブラックだとまず通りませんが、その中でも銀行系カードが頭1つ抜けてる印象です。
つまりブラックリストの人が銀行系カードを作るのは、ハッキリ言って無茶。例えるなら勇者が武器を使わずに大魔王に勝つぐらい難しいでしょう。
カード会社は「支払いの延滞」をとても恐れてます。だから、ブラックリストの人にはできるだけ作ってもらいたくないんですね。
どんな事情であれ延滞した人をカード会社はなかなか信用してくれません。ブラックリストが解除されるのを待つしかありませんね。
HOP-VISAカードの審査自体は難しくない
このようにブラックリストには作るのは不可能に近いHOP-VISAカードですが、審査自体はそこまで難しくありません。
HOP-VISAカードの入会条件はこちら。
お申込み対象
満18歳以上の方(高校生を除く)
未成年の方は親権者の同意が必要です。
引用元:https://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/hop/index.jsp
たったこれだけ。他の三井住友が扱っているクレジットカードと同じです。
カードの審査は年収、勤務情報、クレジットカードの利用履歴などで判断しますが、そこまで細かい条件はないので審査は難しくないといえます。
- 条件の細かいクレジットカード:特定の人しか通らない
- 楽天銀行カード:多くの人に作れるチャンスがある
ネットの口コミを見てもちょっと審査に不安のある人達でもHOP-VISAカードを持つことができています。審査の通りやすさの目安を表にしてみました。
属性 | 難易度 |
会社員・役員 | ◯ |
契約社員 | ◯ |
派遣社員 | ◯ |
アルバイト・パート | ◯ |
個人事業主 | ◯ |
専業主婦(主婦) | ◯ |
年金受給者 | ◯ |
学生 | ◯ |
無職 | ✕ |
家事手伝い | △ |
ブラックリスト | ✕ |
...無職やブラックリストでなければ作りやすいカードですね。いくら銀行系カードとはいえ、そもそもスーパーの利用客がメインターゲットなのでそこまで審査はむずかしくないのでしょう。
HOPポイントカードであればブラックでも作れる:
ブラックリストにはきびしいHOP-VISAカードですが、ポイントカードであればブラックリストでも作ることができます。
ポイントカードなんて還元率低いでしょ...とあなどってはいけません。
HOPポイントカードは還元率1%。そしてHOP-VISAカードはHOPポイントとワールドプレゼントポイント(以下WPP)をあわせても還元率は約1.5%なので、そこまで貯まる量に差はありません。
- HOPポイントカード:100円で1P(還元率1%)
- HOP-VISAカード:100円で1P + WPPが1000円につき5円相当(還元率1.5%)
ポイントカードは他社クレジットカードとの併用ではポイントが付きません。しかし電子マネーの機能も付与されているので、平和堂でのショッピングならキャッシュレス決済が可能。
還元率1%は他のスーパーと比べても悪くない数字なので、HOP-VISAカードが作れない人はポイントカードをぜひ作ってみてください。
ブラックリスト=CICに「異動」情報が登録されること
「で、ブラックリストって具体的にいうと何なの?」...という人に説明すると、上でも書きましたが私たちの信用情報にキズがつくことを指します。
私たちがクレジットカードやローンを契約するとき氏名、住所、勤務先などを記入しますが、そのデータはすべて信用情報機関(通称:CIC)という組織に登録されます。CICはこれらの個人情報に加えて、支払いの状況も管理しています。
- CIC:個人情報や支払いの状況を管理する組織
このCICのデータはネットや窓口で申請すれば開示して見ることができます(CIC公式サイトも参照)。以下は開示した私のデータです。
赤丸は「返済状況」。残債額などがここに載りますが、3ヶ月(もしくは61日)以上の延滞をすると『異動』と書かれてブラックリスト入りです。
ブラックリストのことを「異動あり」っていうのはこのことなんだね
CICに加盟しているカード会社やローン会社は、審査のときに申込者のCICデータをチェックします。異動情報があるとまず可決しません。
そして青丸は「入金状況」。アルファベットは以下の意味を指します。
- $:請求日までに入金があった
- A:請求日までに入金がなかった
余談ですが私は1年以上もクレジットカードを延滞した経験があり、AAAAAAA...と連続で書かれていました。
関連記事:1年間踏み倒し!クレジットカードの延滞でブラックリストになった話
またブラックリストが解除されるまでも長く、最低でも5年間は異動情報は消えません。
原因 | 期間 |
3ヶ月以上の延滞(未払い) | 延滞している間ずっと |
3ヶ月以上の延滞(完済) | 完済から5年 |
債務整理 | 5〜7年 |
自己破産 | 5〜10年 |
自分がブラックかどうか知りたい!...という人はとりあえずCICを開示してみてください。
おわりに:ブラックでも作りやすいクレジットカードは他にある
以上、HOP-VISAカードはブラックだと審査はきびしいよ...という記事でした。
ただこのカードはブラックリストだとまず通りませんが、他に作りやすいカードはあるのでそっちにチャレンジしてみましょう。
おすすめ記事:超ブラックでも作れるクレジットカードは?あのカード審査甘すぎる!
ブラックだけどカードが作れない...という人はぜひお読みください。
本日は以上です!
あわせて読みたい:
ブラックリストだけど海外に遊びに行きたい!...という人は下記の記事も参考にしてください。ブラックリストでもパスポートが作れるのかについて書いています。