「買い物のときにクレジットカードと現金って併用できるのかな?」
...今回はこういった疑問にお答えしていきます。
買い物のときにほとんどの方はクレジットカード、現金など1つの方法で支払っているはずです。
ではクレジットカードの限度額がオーバーしそうだったり、デビットカードの残高が少なかったら、残りを現金でカバーすることはできるのでしょうか?
もし可能なら支払い方法がかなり柔軟になるので、調べてみました。
クレジットカード、デビットカードと現金は併用できる
まず結論から言うと、クレジットカード、デビットカードと現金は併用できます。
- クレジットカードと現金:併用できる
- デビットカードと現金:併用できる
たとえば3980円の買い物のときに、クレジットカードで3000円だけ支払って、残りの980円は現金で...ということも可能です。財布に小銭が残っててめんどくさい...なんてときには有効ですね。
ただしクレジットカードの限度額に届きそうだったり、デビットカードの残高が少ない場合は、その限度内でしか使えないので気をつけましょう。もちろん残りは現金での支払いでOKです。
分割払い、リボ払いと現金の併用はできないこともあるよ。できるだけ一括払いで済ませるのがおすすめ!
一部お店では併用に対応してくれない可能性も
クレジットカード、デビットカードと現金の併用はできると書きましたが、元も子もないことをいうと実際には「お店が対応してくれるかどうか」によります。
そのショップの方針やレジ会計のシステムによっては、ごくまれに併用できない可能性もあるので注意しておきましょう。
もっとも確実な方法は支払いのときに、レジのスタッフさんに「カードと現金は併用できますか?」と聞いておくことですね。これは現金以外でも、クレジットカードと電子マネーや商品券などを併用するときも同じです。
クレジットカードと現金の併用は手続きに時間がかかる
なんとなく想像がつくかと思いますが、クレジットカードやデビットカードと現金を併用すると、その分支払いに時間がかかります。少なくとも、手続きが短くなることはありません。
私も何度か併用したことがありますが、同じお店でクレジットカードだけ、現金だけのときに比べて約2倍以上は長くなります。まあ、2つの支払いを別々に処理するのでこれは仕方ありません。
自分が急いでいたりレジが混雑しているときに現金とカードを併用するとかなりのタイムロスになるので、できるだけ空いているときに行うことをおすすめします。
クレジットカードに付与されるポイントは併用だと貯まりにくい
こちらも想像がつくかと思いますが、支払いに応じてポイントが付与されるクレジットカードは、現金と併用するとカードだけで払ったときと比べてポイントは貯まりにくいです。
たとえば5000円の品物を還元率1%のクレジットカードで3000円支払い、残り2000円を現金で支払うと、付くのは30ポイント。クレジットカードで全額払ったら50ポイントなので、20ポイントのマイナスです。
- クレジットカードのみ利用:払った金額に応じてポイントが還元される
- クレジットカードと現金を併用:カードで払うお金が減るのでポイントも貯まりにくい
あまりクレジットカードと現金を併用するタイミングはないと思いますが、「ポイントはできるだけ貯めたい」...という人は特にカードの限度額には余裕を持ってショッピングを楽しんでくださいね。
おわりに
以上、クレジットカードやデビットカードは現金と併用できるよ...という記事でした。
レジでの処理に時間がかかったりとデメリットもそこそこ大きいので、いざというとき以外はカードだけ、現金だけで支払うのが無難だと思います。