「クレジットカード作るときに『同一生計者』とか『生計を同一とする家族』ってよく聞かれるけど、あれはなんて書けばいいのかな?」
...今回はこういった疑問にお答えしていきます。
同一生計者はクレジットカードの申し込みでよく目にする項目です。「家計をともにする人数」「生計を同一とするご家族」なんて言い回しもよく使われます。
カードを作るときはこの同一生計者の人数を記入する必要がありますが、果たしてどのように書くのがベストなのでしょうか?日常生活であまり耳にしないワードだけに、記入するときに悩む人も多いかも知れません。
同一生計者の意味、また人数をどう書けばいいかわからない...という人は参考にしてください。
同一生計者(生計を同一とする家族)は「生活費を一緒に使う人」のこと
まず同一生計者の意味ですが、その名の通り「生計をともにしている人」です。
つまり「同居して生活費を一緒に使っている人」を指します。ものすごくざっくり表現すると基本的には「一緒に住んでいる家族の人数」を書けばOKです。
ただしこの「同居」がどこまで適用されるかはかなりアバウト。むしろどちらかというと「生活費をともにしてるか」が重要視される傾向にあります。
- 同居している:さほど重要視されない
- 生活費をともにしている:重要視される
生活費を一緒にしているかが優先されるため、場合によっては後から説明するように「別居」でも生計を同一としている家族とみなされることもよくあります。
単身赴任や進学で別居していても扶養している家族は同一生計者になる
たとえば3人家族(夫、妻、子ども)で同じ家に住んで生活費をともにしているなら、同一生計者は「3人」です。
では、この3人家族で夫のみ単身赴任で別居をしているとどうなるのか?これも夫の収入で妻と子どもを養っていると考えられるため、住んでいるところが違っていても同一生計者は同じく「3人」になります。
仮に妻が専業主婦ではなく会社員やパートなどで収入があったとしても一緒です。夫と生活費をともにしているので同一生計者としてカウントされます。
- 夫、妻、子どもで生活(同居):同一生計者は3人
- 夫が単身赴任で妻、子どもは同居:同一生計者は3人
次に子どもが進学で別居して生活している場合。これも基本的には親の扶養内にあるということで、子どもも同一生計者になります。
ただし子どもが社会人で家を出ていて独立して一人暮らしをしている場合、同一生計者としてカウントはしません。夫婦のどちらかがクレジットカードを作るなら同一生計者は2人、子どもがカードを作るなら同一生計者は1人とカウントします。
- 夫婦は同居、子ども(学生)は別居:同一生計者は3人
- 夫婦は同居、子ども(社会人)は別居:同一生計者は2人(夫婦)と1人(子ども)
逆に社会人の子どもと同居していても、その子どもが自分の収入のみで生活をしているなら同一生計者としては含みません。ややこしいですが、このように同居していても自立して生活しているかが重要です。
▼クレジットカードを作るときに社名が途中で変わって勤続年数が計算しづらい人は以下の記事を参考にしてください▼
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祖父母と同居していても独立しているかで数える
最後にこの3人家族と親世帯が同居しているケース。二世帯住宅でそれぞれ独立して生活している場合は、親世帯はカウントせず「3人」で大丈夫です。
- 親世帯と生活費をともにしている:同一生計者に含む
- 親世帯と生活費をともにしていない:同一生計者に含まない
くり返しますが、同一生計者の記入で重要なのは「生活費を一緒にまとめているか」ということ。別居しているから、同居しているから...というのはあまり参考にならないので、ここを押さえておけば難しくありません。
シェアハウスや同棲は同一生計者には含まない:
最近流行っているシェアハウスや恋人と同棲している人は生計をともにしているのでしょうか?...結論からいうとこれは同一生計者に含まれません。
もちろんそのときの状況によりけりですが、シェアハウスや同棲は世帯主を別々にしている場合は同一生計者ではないとみなされます。
- シェアハウス:同一生計には含まない
- 友達と同居:同一生計には含まない
- 同棲:同一生計には含まない
彼氏や友人の収入に明らかに依存している...というわけでなければそれぞれの住人が独立ていると考えられるんですね。
同一生計者は少ないほどクレジットカード審査に有利になる
この同一生計者をどうしてクレジットカードの申し込みで記入するかというと、ズバリ審査で必要なため。もっと具体的にいうと、同一生計者の人数は少ないほど審査が有利です。
改めて言うと同一生計者は『(本人を含む)生活費をともにしている人数』です。当然、同じ年収で「1人暮らしの家庭」と「10人家族を養っている家庭」では後者のほうが出費が増えるのでカード会社から見るとマイナスになってしまいます。
また同一生計者の人数が少ないほど審査もスピーディーです。逆に養っている人数が多ければ多いほど確認に時間がかかるのでそのぶん審査時間も伸びてしまうことがあります。
- 同一生計者の人数が少ない:審査のスピードも早い
- 同一生計者の人数が多い:審査に時間がかかることも
クレジットカードは支払いの手段ですが、一時的にカード会社に借金をします。その返済をしっかり払ってくれるかどうかをカード会社は申し込み内容で判断するんです。
つまり普段の出費が多い人はカードを延滞するリスクがあるので、こういった同一生計者などの項目で「この人にカードを発行してもいいか?」をチェックしています。
当然、カード会社は同一生計者だけで決めているわけではなく、年齢、居住形態、年収、勤続年数、雇用形態など総合的に審査します。
...とはいえ、カードを作りたいがために同一生計者の人数をわざと少なめに記入したりすると虚偽の申告になるのでダメです。
それこそ審査にとってはマイナス要素で、あまりに悪質な場合はそのカードが半永久的に作れなくなる可能性もあるので気をつけましょう。
おわりに
以上、同一生計者は生計費をともにしている人数を書こう!...という記事でした。
まあ家族と住んでる人はその人数を書けばまず大丈夫ですが、同棲やシェアハウスを選んでいるとちょっと気になる項目かと思います。
クレジットカード、ローンなどの申し込みでしか「同一生計者」なんてほぼ目にしませんが、いざ覚えておけばスムーズに手続きが進むので参考にしてください。
どうしても書き方がわからなければ、思い切ってそのカード会社のコールセンターに聞いてみましょう。
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