「カード作るときに『生計費決済』と『事業費決済』があるけど、どっちを選べばいいんだろう...?」
...今回はこういった疑問にお答えしていきます。
クレジットカードを申し込むときは、取引目的で生計費決済と事業費決済のどちらかを選ぶことになっています。でも、どちらを選べばいいかわからないけど、なんとなく「生計費決済」を選んでいる...という人もいるはず。
この2つにどのような違いがあるのでしょうか?調べてみました。
生計費決済、事業費決済は「カードを生活のために使うか」で選ぶ
まず結論から言うと、生計費決済と事業費決済の違いはクレジットカードを「自分の生活のために使うのか、自分の事業のために使うのか」というところ。
自分の生活のために使うなら「生計費決済」、自分の事業(自営業など)に使うなら「事業費決済」を選ぶのが正解です。
生計費決済はショッピング利用はもちろん、ETCカードやキャッシングを申し込むのが目的でも基本的にはそちらを選びます。
よって、申し込み人のそれぞれの目的によってどちらを選べばいいかが変わります。個人でクレジットカードを作るならまず生計費決済で大丈夫ですが...もう少し詳しく見ていきましょう。
生計費決済:自分の用途に使うときに選ぶ
生計費決済は「自分の生活のためにクレジットカードを作るとき」に選びます。ほとんどの人はコチラを選択すれば大丈夫です。
自分の生活のために...というとちょっとざっくりすぎるように感じますが、以下のことがあてはまります。
- ショッピングの支払い
- 旅行の支払い
- ネットショップの支払い
- 公共料金の支払い
- 家賃、光熱費などの支払い
- ドライブでETCカードでの支払い...など
...このように「自分のためにクレジットカードを使いたい」という目的であれば生計決済を選択すれば問題ありません。
事業費決済:自分の事業の用途に使うときに選ぶ
一方の事業費決済は、「自分の事業のためにクレジットカードを作るとき」の選択肢です。
こちらはフリーランスや個人事業主や会社経営者など、自分で経営をしている人が事業でクレジットカードを使いたいときに選びます。具体例はこちらです。
- 事業で使う備品の支払い
- 事務所の光熱費の支払い
- 出張のホテル代の支払い
- 仕事の交通費の支払い...など
ビジネスカードを作る方はもちろんですが、一般カードを仕事目的で作りたい人も「事業費決済」を選択しましょう。
金銭の借入:キャッシング目的で使うときに選ぶ
クレジットカードの申し込みによっては生計費決済、事業費決済の他に「金銭の借入」というキャッシングを目的とした人に向けての選択肢もあります。
これはクレジットカードを使ってキャシングをしたい人が選べばOKです。
キャッシングとは...?
クレジットカードを使ってATMなどからお金を借りること。消費者金融のカードローンと同じく急にお金が必要になったときには便利なサービスですが、返済は計画的に行いましょう。
また、「キャッシングは使いたくない!」という人は、申し込みの段階で利用枠を「0円」に設定できます。
ただ「メインはショッピング決済だけどキャッシングもしたいんだよな...」という目的であれば、生計費決済を選択しても構いません。
法改正でクレジットカードを作るために目的が必要になった
このようにクレジットカードを申し込むときの目的で生計費決済、事業費決済を選ぶ必要がありますが、そもそもどうしてこんな選択をしなければならないのでしょうか?
実は、以前までカードを作成するときに取引目的はいりませんでした。
しかし2013年4月1日から『犯罪による収益の移転防止に関する法律』の改正によって、クレジットカードや消費者金融に申し込むときは「生計費決済」「事業費決済」あるいは「金銭の借入」などを取引目的で選ぶことになっています。
- 2013年4月1日以前:取引目的なしでカードを作れた
- 2013年4月1日以降:カードを作るときに取引目的が必要になった
...まあ法律が変わったとはいえ、ほとんどの人はショッピング決済が目的だと思うので、生計費決済を選べば大丈夫です。
ただ個人事業主で「プライベートでも仕事でもカードを使うけどどうしよう」...という人は、念のため生計費決済、事業費決済の両方をチェックしたほうがいいかカード会社に問い合わせをしましょう。
おわりに
以上、生計費決済と事業費決済は目的によって選ぼう...という記事でした。
何度もくり返しますが法律によって目的を設定しなければならなくなったものの、ほとんどの人は「生計費決済」を選べば問題なし。「事業費決済」を選ぶばなければならないは一部の人だけです。
今はプライベートでしか使う予定はないけど、もしかしたら今後は自営業をするかも...という人でも生計費決済を選んでOKです。法律で決まっているからカード会社も聞いているだけで、そんなに厳密ではない項目なんですね。
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