「エポスカードが欲しいんだけど、無職でも審査に通るのかな?」
...今回はこういった疑問にお答えしていきます。
「マルコとマルオの7日間」など、オトクなキャンペーンがたくさんあるエポスカード。年会費も無料なのでかなり人気がある1枚です。
では、このエポスカードは無職でも作ることはできるのでしょうか?
無職にもいろいろな種類がありますが、この記事での無職というのはニートや求職者など、「仕事をしておらず収入もない人」のことを指します。
広告もよく流れているのでなんとなく審査が甘いイメージがありますが、それが本当かどうか調べてみました。
エポスカードは無職では実質申し込みができない
まず結論から言うと、エポスカードは無職だと申し込むことが実質できません。申し込むことが不可能なので、もちろん審査に通ることもないでしょう。
下記のエポスカードの申し込み条件には「安定した収入があること」といった指定はありません。ただし実際は本人もしくは扶養者に何かしらの収入源があることが前提になるということですね。
日本国内在住の満18歳以上のかた(高校生のかたを除く)でしたらお申し込みいただけます。
未成年のかたは、カード発行に際し、親権者さまのご了解が必要になります。
無職の定義によってはアルバイトなどのフリーター、専業主婦(主夫)、学生、年金受給者といった人たちも含まれることがあります。
ただ、こういった方はエポスカードに申し込むことはできるので安心してください。
- 無職:エポスカードには申し込めない
- フリーター:エポスカードには申し込める
- 専業主婦:エポスカードには申し込める
- 学生:エポスカードには申し込める
- 年金受給者:エポスカードには申し込める
もちろん絶対に審査が通るわけではありませんが、申し込み条件もそこまできびしくないので、収入さえあれば作りやすいカードだとは思います。
無職がエポスカードの申し込みをすると途中でストップしてしまう
実質申し込みができない...という言葉を使ったのは、無職だとエポスカードの申し込みが途中でストップしてしまうからです。
エポスカードでは職業の選択肢に「その他(家事手伝いなど)」という項目があり、無職でも一応そこにチェックをすれば手続きを進めることができます。
1番下に「その他」が確認できる。(引用元:エポスカードの申し込み画面より)
しかし次のページでは勤め先の名前などを入れなければなりません、もちろん無職の方は仕事をしていないので、ここで手詰まりになってしまうでしょう。
仕事内容などを入力する項目がある。(引用元:エポスカードの申込画面より)
サラリーマンやフリーランスの人は会社名や屋号を書けばいいのですが、無職の人はこれ以上進めないので、エポスカードには実質申し込みができない...というわけです。
- 収入のある人:当てはまる選択肢から申し込みが進める
- 収入のない無職の人:当てはまる選択肢がないので申し込みが進めない
そしてどのクレジットカードにもあてはまりますが、職業の項目は必須なので飛ばすことはできません。無職がエポスカードをつくるとき、ここが大きな壁になります。
ちなみに虚偽の勤務先を書いても在席確認でカード会社にバレちゃうから絶対にやめよう!
無職で申し込めるカードもあるけど、やはり審査はむずかしい:
同じく広告やCMでよく見る楽天カードは、一応収入のない無職でも申し込めるクレジットカードになっています。
ただ明確に「無職」という選択肢があるわけではなくて、「お勤めされていない方」という項目から申し込みを進める...という感じです。
ただし楽天カードも無職で審査に通るのはかなりむずかしめ。というより、どのカード会社は「支払いの延滞」を嫌がるので、安定した収入のない無職だとかなりハードルが上がってしまいます(こちらの記事も参照)。
- 正社員:カード会社からの信用は高い
- フリーターや自営業者:カード会社からの信用はそこそこ
- 無職:カード会社からの信用は低い
ここでは楽天カードを例に出しましたが、仮にエポスカードが無職で申し込みができたとしても、やはり審査に落ちてしまう可能性はかなり高め。
もちろん無職でも状況によってはカードが作れるときもありますが、基本的にはまず通らないと考えておきましょう。
無職がエポスカードを作るためにした方がいいこと
では、無職がエポスカードを持つことがむずかしいのであれば、どうすればいいのでしょうか?3つの対策をまとました。
- 就職する
- 家族カードで作る
- 審査なしのデビットカードを作る
それぞれザッと解説していきますね。
就職してからエポスカードを申し込む
ベストな解決方法として、就職してからエポスカードを作ることがおすすめです。
もちろん就職してもカードの審査に通るかはわかりません。しかし収入がない状態よりもエポスカード側の心証はよくなるでしょう。
別に就職といっても、正社員にこだわらなくてOK。上での選択肢でもわかるように、派遣社員、契約社員、パート、アルバイトなどでも大丈夫です。
雇用形態ごとのクレジットカードの通りやすさはだいたいこんな感じ。
雇用形態 | カードの難易度 |
会社員・役員 | ◎ |
公務員 | ◎ |
契約社員 | ◯ |
派遣社員 | ◯ |
アルバイト・パート | ◯ |
個人事業主 | ◯ |
専業主婦(主婦) | ◯ |
年金受給者 | ◯ |
学生(高校生を除く) | ◯ |
無職 | ✕ |
家事手伝い | ✕ |
ブラックリスト | ✕(参照記事) |
もちろんクレジットカードごとに細かく変わるものの、無職や家事手伝いのように収入がなかったり、あるいはブラックリストのように過去に延滞経験がなければそこまで作るのは難しくありません。
くり返しますが、無職にもいろいろな状態があります。ただ、もし自分名義のクレジットカードを手に入れたければ早めに就職することをこころがけましょう。
家族カードを作る
家族と暮らしている人は、家族カードを作ることも1つの方法です。
- 家族カード:カード本会員の家族(親、配偶者、子どもなど)に発行できるカードのこと
家族カードはカード本会員の情報をもとに審査をするため、たとえ家族が無職であっても発行できるのがメリット。
ただし本カードの審査より甘いものの、家族カードも必ず通るわけではないので気をつけましょう。
引き落としはカード本会員の口座ですが、それ以外は普通のクレジットカードと同じように利用ができます。家族に頼める人はチャレンジしてみてください。
まあ配偶者と暮らしてるなら「専業主婦(主夫)」で本カード申し込んだほうがいいかもね
審査なしのデビットカードを作る
人気のデビットカードの『楽天銀行デビットカード』
クレジットカードではありませんが、デビットカードは審査がないので無職でも作ることができます。
- デビットカード:即時払いでショッピング利用ができるカード
クレジットカードと違って利用限度額は口座に入っているお金だけなので使いすぎることもありません。
デビットカードごとに銀行口座が決まっていたり、格安スマホが払えないなどのちょっとした制約がありますが、基本的な使い方はクレジットカードとほぼ同じ。
コンビニなどの実店舗や、Amazonのようなネットショップでも利用可能です。
ちなみに上の写真の「楽天銀行デビットカード」は16歳から作れる人気のデビットカードです。ポイント還元率1%は通常の楽天カードと同じで、とにかく楽天ポイントをためやすいことがメリット。
楽天銀行の口座が必要ですが「どのデビットカードがいいかわからない」...という人にはおすすめの1枚です。下の記事でも詳しく書いています。
エポスカードを無職で作るのは諦めよう
以上、エポスカードは無職だと申し込みできないよ...という記事でした。
くり返しますがエポスカードに限らず、どのクレジットカードも無職ではかなり審査がむずかしいです。よほど特殊な事情でもなければ、まず落ちてしまうでしょう。
どうしてもエポスカードが欲しい人は、まず就職してから申し込んだり、あるいはデビットカードを作ったりしてくださいね。