「やばい!ETCカード間違って洗濯しちゃった!水びたしだけど、壊れてないのかな?」
...今回はこうした疑問にお答えします。
うっかり洋服ポケットにETCカードを入れたまま洗濯してしまうと、あとで気づいたときに「元通りに使えるのかな?」「磁気不良が起きるんじゃないかな?」と不安になるかと思います。
とくに高速道路をよく利用している人なら、ETCなら現金払いよりも数割ほど料金を節約できますからね。なお、審査が不安な人でも作れるETCカードはこちらの記事をご覧ください。
まず先にこの記事のまとめを説明しておくと、ETCカードを洗濯してしまっても使えなくなることはほとんどないと言えるでしょう。
ETCカードは水に強いので洗濯してもまず壊れない
上でも書きましたがETCカードはプラスチック製で水に強く、洗濯したり水たまりに落としてもそのまま使えます。
水だけでなく、洗剤などの液体にも耐性があるんですね。
なお、これは同じプラスチック製のクレジットカードやnanaco、Suicaなどの電子マネーも同様です。「雨でSuicaがちょっと濡れちゃったけど改札にタッチしたら通った」...という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?
- ETCカード:洗濯してもそのまま使える
- クレジットカード:洗濯してもそのまま使える
- 電子マネー:洗濯してもそのまま使える
布などでしっかりと水や汚れを拭き取って乾かせば、よほどのことがない限り、そのまま利用できると思います。ただし、水没でも大丈夫だろう...と安心せず、なるべく早めに水気を取ることをこころがけましょう。
ETC車載器に入れていつも通り青ランプがつけばOK
見た目は問題なさそうだけど、ETCカードの中が壊れてないか不安...というときは、ETC車載器にカードを入れれば壊れているか一発でわかります。作動していれば青いランプが点灯したり「ETCカードを確認しました」などのアナウンスが流れればOKです。
何度もいいますが、カードに付いている水や汚れはしっかりと拭き取っておきましょう。十分乾かさずに入れてしまうと、車載器のほうが壊れてしまいます。
ちなみに万が一、高速道路でETCゲートが閉まってしまったら、バーにぶつからないように停車して、近くのインターホンにて料金所のスタッフさんに対応してもらいましょう。詳しい対応方法は下記のサイトに書かれています。
ゲートが開かないトラブルを最小限に防ぐなら、高速は「ETC / 一般」の共用レーンを選んで通るといいですね。
...まあ、「車載器はちゃんと反応したけどETCゲートは開かないんじゃないか?」と不安なら、後から説明するようにいっそのことETCカードを再発行してもらったほうが精神的にはいいかもしれません。
ETCカードは破損や熱による変形にかなり弱い:
ETCカードは水には強い耐性があるものの、折り曲げなどの衝撃や、熱にはかなり弱いです。特にICチップの部分がダメージを受けると、そのまま使うのはまず不可能。
たとえ洗濯自体には問題がなくても他の衣類が折り重なったり、そのまま乾燥機にかけてしまうとドライヤーをあてたりすると熱でカード自体が変形して読み取りができなくなるリスクが高まります。
- 洗濯で水没:乾かせばそのまま使えることが多い
- 洗濯で衣類が重なる:衝撃による破損で使えなくなる
- 乾燥機、ドライヤー:熱による変形で使えなくなる
自宅に乾燥機能がある洗濯機を持っている人は、衣類を洗うときはこういったカード類がポケットに入っていないか日頃からよく確認しておきましょう。
ETCカードの再発行には手数料がかかる
ではETCカードが水没して不安だったり、あるいは乾燥機にかけて変形してしまったらどうするか。これはもうカード会社に電話をして再発行をしてもらうしかありません。
ご存知の方もいるとは思いますが、ETCカードもクレジットカードと同じく再発行が可能です。ETCカード、もしくは紐づけしているクレジットカードの裏面にコールセンターの電話番号があるので、連絡をして手続きを進めてください。
注意点として、ETCカードの再発行には手数料がかかります。無料の会社もありますが、だいたい500円〜1,000円ぐらいの自己負担が相場です。
新しいETCカードは手続きからおよそ2週間ほどで到着します。
おわりに
以上、ETCカードは水には強いけど、破損や熱には弱いよ...という記事でした。
まず洗濯のときにはポケットの中をちゃんと確認すること、そしてETCカードが水に濡れたら早めに拭き取ること、絶対にドライヤーや乾燥機で乾かさないこと。これをしっかり守っておけば、そうそうETCカードが壊れて使えなくなることはないでしょう。