「ふるさと納税って最近してる人多いよね。クレジットカードで払えるならしてみたいなあ...」
...今回はふるさと納税はクレジットカードでも払うことはできるの?ということについて書いていきます。
インターネットから手軽にできるおかげで、ふるさと納税をする人がとても増えています。節税になるし、その土地のおいしい返礼品がもらえるのでたいへんオトクな制度です。
さて、ふるさと納税のにはクレジットカードは対応しているのでしょうか?ネットショッピングのような感じでカードで気軽に寄付ができたら嬉しいですよね。
ふるさと納税に興味があるんだよなあ...という人は参考にしてください。
ふるさと納税はクレジットカードで寄付ができる
まず結論から言うと、ふるさと納税はクレジットカードで寄付ができます。
ふるさと納税に使えるクレジットカードのブランドはこちら。
VISA | Mastercard |
JCB | アメリカン・エキスプレス |
ダイナース | ...など |
※自治体によっては使えないブランドもあります
カンタンに言えば、日本で発行されているほぼすべてのクレジットカードで申し込みができます。「あれ?私は楽天カードなんだけど?」「私はセゾンカード使ってるよ」...という人でも右下にこれらのブランドのマークがあれば利用可能です。
とくに発行枚数の多いVISA、Mastercard、JCBに対応しているのは嬉しいところ。
クレジットカードで支払うとポイントも貯まる
そしてもちろんクレジットカードで払うことでポイントも貯まります。ふるさと納税のサイトによって口座振り込み、コンビニ決済、携帯料金まとめ払いもできますが、できればクレジットカードで少しでも節約したいですね。
- クレジットカード:ポイントが貯まる
- 口座振り込み:ポイントは貯まらない
- コンビニ決済:ポイントは貯まらない
- 携帯料金まとめ払い:ポイントは貯まらない(口座引き落としの場合)
なお、クレジットカード決済のポイント還元はおよそ0.5%〜1%でカードごとに異なります。詳しく知りたい方はそのカードの公式サイトやコールセンターで確認してください。
自治体によっては特定のブランドやカード自体が使えないところも:
ふるさと納税は多くの自治体でクレジットカード払いができるものの、ときどき特定のブランドが使えなかったり、あるいはクレジットカード自体が使えず郵便振替などしか利用できないところもあります。
とはいえ、クレジットカードが使えないのはその自治体の公式サイトから寄付を申し込むケースがほとんど。ふるさと納税の大手ポータルサイトのさとふる、ふるなび、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税などから寄付をすればまずカード払いができると考えていいでしょう。
- 自治体の公式サイト:クレジットカード未対応のところもある
- ふるさと納税ポータルサイト:クレジットカード対応
またポータルサイト内でも「ブランドはVISAとMastercardのみ可」でJCB、ダイナース、アメリカン・エキスプレスは使えない自治体も。利用できないのは仕方ないので対応しているブランドで払うか、別の自治体に寄付をしましょう。
ふるさと納税に支払いにおすすめなクレジットカード3枚+α
ここからはふるさと納税の支払いでポイントが貯まりやすいクレジットカードを3枚+特別枠カード1枚を紹介していきます。うまく活用して節約していきましょう。
1. 楽天カード(ポイント1%還元)
まず紹介するのは楽天カード。テレビCMでも流れているので認知度はかなり高いクレジットカードです。
還元率 | 年会費 | ブランド | ポイント名 |
1.0%〜3.0% | 無料 | VISA,Master JCB,AMEX |
楽天スーパー ポイント |
特徴はふるさと納税をはじめとして、どこでもカード払いで楽天スーパーポイントが1%貯まるということ。寄付が10000円であれば楽天カード払いで100ポイントが貯まっていきます。
ガソリンスタンドやネットショップの楽天市場であれば、もっとポイントが高還元。さらに年会費もかからないので、はじめてクレジットカードを持つ人でも安心して使うことができますよ。
楽天は「楽天ふるさと納税」というポータルサイトも運営しているので、楽天カードと組み合わせて支払うとおそろしいぐらいにポイントが貯まっていきます。楽天愛好者にとっては1番おすすめできるクレジットカードです。
- 公式サイト:楽天カード
2. リクルートカード(ポイント1.2%還元)
リクルートカードは年会費無料の中でトップクラスのポイント還元を誇るクレジットカードです。
還元率 | 年会費 | ブランド | ポイント名 |
1.0%〜3.2% | 無料 | VISA,Master,JCB | リクルートポイント |
どこでも高還元でリクルートポイントが貯まっていきます。10000円寄付で払うなら、120ポイントですね。
そのポイント還元率はなんと1.2%。人気の高い楽天カードですら1%だと考えると、かなり驚異的です。
貯まったポイントは「じゃらん」などリクルートが運営するサービスで使えたり、Pontaポイントに交換してローソンで割引することができます。貯まったポイントで旅行にいきたいなー...なんて人にはおすすめのクレジットカードです。
- 公式サイト:リクルートカード
3. Yahoo! JAPANカード(ポイント1%還元)
Yahoo! JAPANカードは、Tポイントをたくさん貯めたい!...という人におすすめのカードです。
還元率 | 年会費 | ブランド | ポイント名 |
1.0%〜3.0% | 無料 | VISA,Master,JCB | Tポイント |
年会費無料でどこでもカード払いで1%のTポイントが貯まります。楽天カードと同じく、10000ふるさと納税に使うなら100ポイントですね。
貯まったTポイントは、TSUTAYAなどの店舗や、ネットショップのYahoo!ショッピングでも利用できます。楽天市場やAmazonよりもYahoo!ショッピング派だ!...という人ならこのカードを上手く使いこなせるでしょう。
またポータルサイトのふるさとチョイスではYahoo!公金支払いで貯まっているTポイントから寄付ができます。Yahoo! JAPANカード利用で貯まったTポイントももちろん使えるのでオトクです。
- 公式サイト:Yahoo! JAPANカード
特別枠:エムアイカード(条件ありでポイント2.5%還元)
最後に特別枠で紹介するのはエムアイカード で、「さとふる」限定でポイントがたくさん貯まるカードです。
還元率 | 年会費 | ブランド | ポイント名 |
0.5%〜3.0% | 初年度無料 2年目以降500円 |
VISA | エムアイポイント |
通常の還元率は0.5%とやや低め。しかしWebエムアイカードの会員サービスにログイン後「サービスラインナップ → さとふる(ふるさと納税サイト) → 「さとふる」ご利用はこちら 」の手順でページを開き、ふるさと納税が完了すればなんと2.5%もポイント還元します。
ここで紹介したカードの中ではダントツの還元率です。
ただしポイント利用ができるお店は三越伊勢丹グループなどであまり数は多くなく、さとふる以外は0.5%還元なので上の3枚とくらべてもやや使い勝手は悪め。そのため特別枠として紹介しました。
もちろん三越伊勢丹が近くにある人や、いつもさとふるを利用している人はエムアイカードで払えば節約になりますよ。
- 公式サイト:エムアイカード
寄付する名義人のクレジットカードで支払うこと
ふるさと納税のクレジットカード払いで注意したいのは、「寄付する本人名義のクレジットカードで支払う」ということ。もし名義人が違うと税金の控除が受けられなくなる可能性があります。
ふるさと納税の大手ポータルサイト『さとふる』でもカード払いに注意する旨が書かれいるので抜粋しました。
ただし、寄付者ご本人様名義のクレジットカードにてお申込みいただきますようお願い致します。万が一異なる名義でお支払いされてしまった場合、弊社では控除が受けられるか保証できかねます。
お手数ではございますが、名義が異なる場合の控除の可否につきましては、お近くの税務署、もしくはお住まいの自治体税務課にてご確認いただきますようお願い申し上げます。
「え?名義人が違うってどういうこと?」...と思う人もいるでしょうが、たとえば家族で1つのクレジットカードを共通で利用していて、ご主人のふるさと納税なのに奥さま名義のカードで払ってしまったなど、うっかりミスでこのようなことはありえます。
そもそもクレジットカードは支払う本人名義のカードを使うのが大原則です。トラブルをそのまま放って置くと上でも書いたように控除が受けられなくなるかもしれないので、気づいたら早めに税務署などで確認してください。
控除ができないと、本当に「ただ寄付しただけ」になるからね...
おわりに:ふるさと納税はクレジットカード一択
以上、ふるさと納税はクレジットカードで払えるよ...という記事でした。
ネットショップと一緒で登録さえすればすぐに決済ができるし、ポイントも貯まるのでいいことずくめ。まさにふるさと納税はクレジットカード一択と言っても過言ではありません。
クレジットカードにはアレルギーがある...という人でなければ、上で紹介したポイント還元率が高いカードを使ってちょっとでもオトクに生活しましょう。
本日は以上です!