「カードの請求、払えないや・・・。よっしゃ!踏み倒しちゃえ!」
...今回は管理人である私がブラックリストになるまでの経緯を書いていきます。
当時の自分は1番上のセリフのようにお気楽でした。でも、カードの支払いの沼は気づいた頃にはすでに手遅れで脱出できない可能性が多いです。
※時系列はだいたい「2013年6月〜2014年6月ごろ」のお話。
いまだに「ブラックリストのこと・クレジットカードのことをもっと前もって知っていれば、こんなことには・・・」とよく悶絶するほどの大ポカです(笑)
内容をカンタンに伝えると、
「とあるサイトの支払いでクレジットカードを使いまくり、その支払いを1年間わざと踏み倒してブラックリストになってしまった」
と言う流れです。うーん自分で改めて見てもゴミクズ。
サイトの詳細を書きすぎるとブログがBAN(削除)されるかもしれないから、そこはぼかすよ!
※「ブラックリスト」ってそもそも何なの?という方は、ブラックリストの内容について解説した記事を先にお読み下さい。
本当はこんな下品なお話は人様に向けて言う内容じゃないんですが、
- ブラックリストになってもちゃんと生きていること
- 督促の電話や封筒はたくさん来たが怖い取り立ては一切なかったこと
- 踏み倒してるお金はさっさと払ったほうがいいこと
をみなさんに伝えたくて記事にしました。
自分は大丈夫でも、友人知人や家族が私の様なケースになるかも知れないからです。
「1ヶ月ぐらい延滞してる支払い」がある人は、少し無理してでも早めに完済した方がいい!ブラックリストになったら5年間地獄を見るよ!
仕組みを知らないままクレジットカードを使っていた
さて、この大ポカの原因ですがたった1つです。
「クレジットカードの仕組みをあまり知らずに使っていたこと」
これだけ。もう本当にこれだけ(後悔) 。
もちろん「意図的に支払いを1年も延滞した」ことも悪いですけど(笑)
でもみなさん「クレジットカードのシステムを説明してください」と聞かれて、ハッキリと答えられる人がどれほどいるでしょうか?
私は前まで「なんかよく分かんないけど、お金を支払ってくれるシステム」ぐらいの認識だったよ・・・
クレジットカードの仕組みについては、こちらのサイトがわかりやすく説明してくれています。
詳細は上のサイトを見てもらうとしてクレジットカードのシステムを手短に表すと、
先にカード会社がお店にお金を払って、私たちは後からカード会社に代金を支払う
というもの。
※本当はもっとシステムは細かいんですがわかりやすく表現するためいろいろ割愛してます
使い方さえちゃんとコントロールできていればクレジットカードはメリットばかりなんですが、最大の欠点が1つだけあるんです。
「自分の持っている資産以上の支払いをしてしまう」可能性があるんです。
ギャンブルで「くそ!外した!でもまだつぎ込むぜ!」と熱くなる人がいるように、クレジットカードで「あれもこれも欲しい!カードの限度額も余裕があるから使っちゃえ!」って支払いスパイラルの沼にはまる人も珍しくありません。
サイトに10万つぎ込み支払いがショートして延滞した
私もそうした支払いスパイラルの沼にはまった一人です。
冒頭でもお伝えした通り私の場合は「とあるサイトの支払いでクレジットを使いすぎ」でブラックリストになりました。
ネットサイトでの支払いって、クレジットカードで済ませるのが1番スムーズなんですよね。
コンビニ払いだと、いちいちコンビニに行かなきゃいけないから面倒なんだよな。
2013年からそのサイトを利用し始めた私は、サイトの思惑通り「熱く」なってしまい先述の支払いスパイラルにはまっていきます。
今思えば私は「最高のカモ」だったんだろうね
クレジットカードのシステムを知らない愚か者がカードを使いすぎた結果、1ヶ月後に「10万円」という請求が来てしまいました。
※延滞金も含めるともう支払ったお金は少し高い金額だったかもだが記憶があいまい。
お金の価値は人それぞれですが、当時自営業をしていた私に10万も支払う余裕なんてありません。
資金がショートしてたんですね。
こんな請求払えるか!踏み倒す!
というゲスな判断をするのに、時間はかかりませんでした。
今思えばあのタイミングで消費者金融でもいいから10万円借りて払っておけば、ブラックリストにはならなかったでしょう。
- そのまま逃げた:ブラックリストになってしまった
- 消費者金融からお金を借りて返済:ブラックリストにはならなかったかも
もちろん、その借りたお金は返す目処がある場合のお話ですが。
ただ「手元にお金がないのに支払いができる」という快感は、ある意味で悪魔のような魅力を持ってるんです。
ギャンブルにハマって欲望のままに借金が膨れ上がっていく人のパターンと、よく似ていると思います。
延滞の怖い取り立てはないが精神的につらい
以上、私がクレジットカードの踏み倒しを始めたのが2013年6月ごろ。
そこから1年間に渡ってとにかくカード会社の支払いの督促を無視し続けました。
無視してどうにかなるとは思ってなかった。ただ「踏み倒し」の現実から逃げたかった
見出しにも書いてますが私のケースでは、ドラマでよくあるドアをガシガシ叩かれて「いるのは分かってるんだ!金返せ!」なんて怖い取り立ては一切なかったです。
- イメージ:支払いの取り立ては怖い
- 現実:怖い取り立ては普通の金融業者はゼロ
督促の郵便はもちろん、電話は多いときでは1日に3回ぐらいかかってきますがカード会社のスタッフが督促で家にやって来たことは1回もありませんでした。
でもこれがあやしい金融業者だったら取り立てもキツイんじゃないかな・・・
ただ踏み倒しをしている最中は、とにかく精神的に『つらい』んです。
「つらいのは金を返してもらえない業者の方だ!」と言われればそれまでです。というかその通り。
でも、『借金を返してない』という行動はメンタルをチクチクと攻めてくるんですよねえ。
踏み倒ししていた1年間は、毎日喉元を見えない手で掴まれているような感覚でした。
私の場合は「返せるかどうかわからない借金」なので仕事やプライベートでもずっと息苦しさを感じてヤバかった
もちろん自分がまいた種なので返す責任はあります。まあ、あの独特なしんどさは出来れば二度と経験したくないですね(笑)
そして1年後に反省して10万円は全て完済。
ブラックリストにはなりましたが、精神的なつらさからは解放されました。
踏み倒し中はずっと「怖い取り立てがくるかもしれない・・・」と怯えていました。その苦しみから解放されたのは大きかったですね。
おわりに:クレジットカードの支払いは踏み倒さない!
以上、私が支払いを踏み倒してブラックリストになったお話でした。
支払いを延滞してもこの通りピンピンして生きてはいますが、絶対に「踏み倒し」はオススメしません。
クレジットカードの利用は「計画的にする」ことが1番大事です。
「お金を使わず」キャッシュレスで買い物ができる代わりに、一歩間違えれば「自分の支払い能力以上」の請求を背負いこむことになります。
クレジットカードは「お金を生み出す魔法のカード」じゃないよ!
そしてもしあなたがカードの支払いを延滞しているなら、できる限り迅速に全て支払ってしまいましょう。
大手のカード会社であれば延滞の怖い取り立てはありませんが、それでも「踏み倒し」はメンタル上は良くありません。
「カードのことはよくわからんけど、限度額までどんどん使っちゃえ!」
なんて調子に乗ってる人はいませんか?
クレジットのシステム分かってないなら、後でとんでもないことになるかも知れませんよ?
本日は、以上です!