「うわ、あそこでクレジットカードの勧誘してる...声かけられたらイヤだなあ...」
今回は、クレジットカード受付のバイトをしている私が、しつこいカードの勧誘を断る方法をお伝えします。
駅やスーパー、デパートなどでスタッフが必死になってカード勧誘している姿、1度は見たことあるんじゃないでしょうか?
「今日入会で1000ポイント貯まりますよー!」
「2000円分の商品券プレゼントしまーす!」
「入会でキャンペーングッズ差し上げます!」
...いやあ、よく諦めないなというぐらい、あの手この手でスタッフは道行く人に勧誘をしてきます。
私もカード受付のバイトは長いですが、待っててもお客さんが来てくれることは滅多にありません。だからどんどん声をかけちゃうんですよねー。
マジでしつこすぎてイラッとすることあるわ
...うん、ごめん
中には、押しに弱くてついつい入会しちゃってカードが家にたくさん...なんて人もいるかも知れません。
では、そんな押しに弱い人に向けて、カード受付の中の人だからこそ分かる「しつこい勧誘から逃げる効果的な断り方」を詳しく書いていきましょう。
まずはクレジットカードの勧誘に会う確率を低くする
はじめに、クレジットカードのしつこい勧誘自体を防ぐ方法をお伝えします。
私たち勧誘スタッフはむやみやたらに声をかけているように見えて(実際そうなんですが)、実はある程度は人を選んでます。
そうなんだ!
「この人大丈夫そうだな!」と思われたら、スタッフは声をかけてくるよ
声さえかけられなければ勧誘されません。まずはスタッフから、「この人にアプローチしよう!」と思われないようにします。
ブースの前で立ち止まったり販促のポスターを見ない
受付ブースの近くで立ち止まってはいけません。周りに貼られている販促のポスターも見ないようにしましょう。
立ち止まってブースやポスターを見ていると、スタッフは「あの人興味があるんだ」と認識します。ほぼ確実に近寄られてアプローチされてしまうでしょう。
もし待ち合わせなどでどうしてもブースの近くにいくなら、スマホなどに目を落として「カードには興味がない」雰囲気を出してください。これだけで勧誘される確率はグッと下がります。
行動 | 勧誘 |
無視 |
ほぼ勧誘されない |
目線をあわせず立ち去る | 勧誘されくい |
ブース付近で立ち止まる(目線は合わせない) |
ときどき勧誘される |
ブースや販促ポスターを見つめる | 勧誘されやすい |
ブースやスタッフに視線をあわせず足早に立ち去るのは、勧誘を受けないための基本です。
それでも勧誘されたらしっかりと断る
ブースの近くで立ち止まったりしてなくても、運悪くつかまってしまうこともあります。
いくつか断るセリフを用意しましたが、結局は「自分は興味がありません」ということを伝えるのが大事です。
「いらない」「興味ない」
1番ベーシックな断り方です。スタッフによっては一言だけで引き下がることもあります。
それでも長々と説明されてしまったら「もう1度言います、いらないです」とキッパリ断れば深追いはしてこないでしょう。
「海外で暮らしてて住民票もそっちに移してるんです」
ほぼ間違いなく勧誘を断れる方法です。要は「他の国に永住してていまは日本に一時帰国してるだけ」って伝えることですね。
クレジットカードは日本に住所があることが大前提なので、海外に籍を置いてると言われたら勧誘スタッフはなにもできません。
アメリカとか、タイとか、具体的な国の名前を一緒に伝えるとより効果があります。
「本人確認できるものが何もないんだよねー」
クレジットカードを作るには免許証や保険証などの「本人確認物」が必要です。持ってなければ申込みはできません。
もちろんスタッフもそのことは分かっているので、「本人確認物を持ってない」と言えばすごすごと引き下がります。
今は口座の登録も一緒にできるクレジットカードが増えてるので、ダメ押しで「キャッシュカードも持ってないんだよー」と言えば高確率で断れます。
「携帯も固定電話もないんです」
本人確認物と同じく、連絡できる電話番号も申込みでは必須です。携帯、固定電話どちらも無ければカードを作ることができません。
このセリフを使えば、スタッフはめちゃめちゃあっさり引き下がると思います(笑)
「嫁(夫)に聞いてからじゃないとダメなんで...」
財布のヒモを握ってる人の存在をアピールします。
ここで下手に勧誘して申し込ませてしまうと「家族がここで無理やり申し込まれた!どうしてくれるんだ!」というクレームにつながるので、スタッフは消極的になるでしょう。
夫婦で一緒にいると使えませんが、1人のときに勧誘されたら有効です。
「前にこのブースで申し込んで審査待ちです」
1度申し込んだ人にしつこく勧誘してくるスタッフは少ないです。
ただ、たまに「別ブランドでもう1枚カードを持てますよ!」とアタックしてくる場合があるので、もしそう言われたら早めに立ち去りましょう。
「ブラックリストだけど大丈夫?絶対作れないんならイヤだね」
私がプライベートで勧誘されたときによく使ってます(笑)ブラックリストなのは本当なので説得力があるし、絶対に作れるクレジットカードはありません。
「17歳です」
日本では18歳以上でしか本人名義のクレジットカードは作れません。見た目が若ければ十分に使えるでしょう。
しつこい勧誘は「無視する」のが1番良い方法
スタッフはとにかくお客さんにアプローチをかけて入会させることが仕事です。
そのためにブースを用意したり、オトクな入会特典を使って勧誘してきます。
そこまでしてもスタッフはお客さんに無視されまくってます。話なんて10人に1人聞いてくれたらかなりラッキーです。だから「この人興味ある!」って思ったらしつこく話すんです。
ブースで目があって声をかけられても、とにかく無視するのがベストです。
お客様ー!当デパートのカード、もうお持ちですかー?
(無視無視)
...(まあ、しゃーない)。お客様ー!当デパートの(以下略)
スタッフもそんなことでヘコんでたら仕事にならないので、こんな感じですぐに次の人にアプローチをしていくでしょう。
おわりに
以上、クレジットカードの勧誘を断る方法やセリフを紹介しました。
私がスタッフで勤務してたときに「それを言われたら、こっちも深追いできないなあ...」というセリフばかりを集めたので、そこそこ効果はあると思います。
でも、忘れないでほしいのは1番の対策は「無視する」ということです(笑)
クレジットカードのしつこい勧誘に困ってる人は、参考にしてもらえると幸いです。
本日は、以上です!