「PiTaPaって割引があって便利だけどポイントも貯まるのかな...?」
...今回は、PiTaPaカードを電車や買い物で使うとポイントは貯まるのか?について書いていきます。
関西のICカードではICOCAと同じぐらい有名なPiTaPaカード。ポストペイ式で私鉄、バス、JRに安く乗れるので愛用している人も多いでしょう。
割引だけじゃなくてポイントもオトクに貯めたい!...と考えている方は、この記事を参考にしてください。
PiTaPaベーシックカードでは乗車でポイントは貯まらない
まず結論から言ってしまうと、PiTaPaカードで乗車してもポイントは貯まりません。
ただし、これはPiTaPa機能だけついている「PiTaPaベーシックカード」の場合です。他の企業と提携している「PiTaPa提携カード」であれば、乗車利用でもそれぞれのカードに応じたポイントが付与されます。
- ベーシックカード:乗車でポイントは付与されない
- 提携カード:乗車でポイントが付与される
もちろん提携カードでも乗車割引は使えるよ!
乗車でポイントが貯まるPiTaPa提携カードまとめ
提携カードはとても種類が多く、サービス内容も様々ですが、ここでは乗車だけでポイントが貯まるものをまとめました。
すべての路線で乗車ポイントがたまるわけではなく、提携元の鉄道会社のエリアに限られます。またIC定期区間はポイント付与の対象外になることがほとんどなので、詳しくは各鉄道の窓口でお聞きください。
カード名(ポイント名) | ポイント還元率 / 対象鉄道エリア |
PiTaPaベーシックカード | 貯まらない |
STACIA PiTaPa(Sポイント) | 200円(税込)で1ポイント ※ STACIA PiTaPa NCカードは1000円(税込)で1ポイント 対象エリア:阪急電鉄、阪神電鉄、能勢電鉄、北大阪急行、北神急行、神戸高速 |
KOBE PiTaPa STACIA NCカード(Sポイント) | 1000円(税込)で1ポイント 対象エリア:同上 |
e-kenet PiTaPa(おけいはんポイント) | 利用代金の1%がポイント 対象エリア:京阪電車 |
OSAKA PiTaPa(OSAKA PiTaPaポイント) | 平日:1乗車 20マイル / 3乗車以上 +40マイル 土日祝:1乗車以上 60マイル ※ 1マイル=1 OSAKA PiTaPaポイント 対象エリア:大阪メトロ(地下鉄) |
OSAKA PiTaPa Lite(OSAKA PiTaPaポイント) | 平日:1乗車 10マイル / 3乗車以上 +20マイル 土日祝:1乗車以上 30マイル ※ 1マイル=1 OSAKA PiTaPaポイント 対象エリア:大阪メトロ(地下鉄) |
minapita(minapitaポイント) | 200円(税込)で1ポイント 対象エリア:南海電車、泉北高速 |
KIPS+PiTaPa(KIPSポイント) | 200円(税抜)で1ポイント 対象エリア:近鉄電車 |
貯まったポイントは各鉄道会社のデパートやスーパーで値引きに使えます。
ただしOSAKA PiTaPa(LITE含む)はやや特殊で、年に1回PiTaPaの交通の利用代金に自動で還元します。勝手に乗車料金を安くしてくれますが、買い物での値引きはできないので注意しましょう。
買い物でPiTaPaカード利用なら「ショップdeポイント」が貯まる
乗車ではポイントが貯まらないPiTaPaですが、対象店舗のショッピングでPiTaPa払い(ポストペイ)をすれば「ショップdeポイント」が貯まります。
これは提携カードはもちろん、ベーシックカードも同様です。クレジット払いではなくPiTaPa払いでのみ貯まるポイントなので気をつけましょう。
- ショップdeポイント:提携カード、ベーシックカードを対象店舗でPITaPa払いすれば貯まる
ポイント還元率は100円で1ポイント。店舗によっては5倍、10倍、20倍のキャンペーンを実施しているところもあります。
500ポイント貯まると、自動的に「50円」がPiTaPaの交通料金から割引されます。つまり実際の還元率は「0.1%」。うまくポイントアップのキャンペーンを利用できればいいですが、そうでなければ他のクレジットカードで支払ったほうがいいかも知れませんね...。
ショップdeポイントが貯まる主な店舗をまとめました(PiTaPa公式サイトも参照)。PiTaPaマークが目印です。
- アズナス
- アンスリー
- ファミリーマート(関西エリア)
- サークルKサンクス(関西エリア)
- イズミヤ
- オークワ
- 阪急百貨店
- 阪急メンズ館
- 阪神百貨店
- グランフロント大阪 ショップ&レストラン
- なんばCITY
- なんばパークス
- なんばウォーク(ショップdeポイント10倍)
- 阪神甲子園球場
- ひらかたパーク
- ヨドバシカメラ(京都・大阪)
- 海遊館
- 洋服の青山(ショップdeポイント5倍)...etc
こんな感じです。かなり多いのでここでは書ききれませんが、関西私鉄が管轄するデパート、ショッピングモール、スーパーなどで使うことができます。
ただ上でも書きましたが、他のクレジットカードのほうがポイント還元率が良かったりするので、「どうしてもショップdeポイントを貯めたい!」...という人以外はそこまで使う機会はないでしょう。
おわりに
以上、PiTaPaカードは乗車ポイントはないけどショップdeポイントはあるよ...という記事でした。
今のところ、それぞれの提携カードのポイントを貯めていくのがベストなので、自分がよく使う鉄道会社のPiTaPaを持っているといいでしょう。
本日は、以上です!
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