「PiTaPaって便利だけど年会費かかるのかな...?」
...今回は、PiTaPa(ピタパ)カードに年会費がいくらかかるのか?について書いていきます。
PiTaPaカードは主に関西エリアで使える便利なICカード。ポストペイ式で関西のJR、私鉄、バスに割引で乗れます。
ではこのPiTaPaカード、年会費はいくら掛かるのでしょうか?
PiTaPaカードの年会費は税抜1000円かかるが1回使えば無料
まず結論からいうと、PiTaPaカードの年会費(正確には維持管理料)は税抜きで1000円かかります。
PiTaPaカードにはいろいろな種類がありますが、かかる年会費はすべて同じです(家族カードなどは除く)。
PiTaPaはポストペイ式なのでクレジットカードの仲間になりますが、まあ妥当な価格ですね。ちなみに入会金、解約金はかかりません。
- 年会費:税抜1000円
- 入会金:無料
- 解約金:無料
でも「え?PiTaPa持ってるけど年会費なんて払ったことないよ?」...という人も多いでしょう。
PiTaPaカードは1年間に交通やショッピングで1回でも使えば年会費は無料です。そもそもPiTaPaを持っている人は電車やバスに乗る目的の方がほとんどなので、知らず知らずのうちにこの条件をクリアしているでしょう。
PiTaPa付きクレジットカードはそれぞれ使わないとダメ:
PiTaPa付きのクレジットカードはPiTaPaとクレジットそれぞれに年会費がかかっています(こちらの記事も参照)。
つまり、年会費を無料にするには「PiTaPa利用」と「クレジット利用」が必要。「片方の利用でどちらも無料!」にはならないので気をつけてください。
- 間違い:PiTaPaかクレジットのどちらかを使えば年会費はかからない
- 正解:PiTaPaとクレジットのどちらも利用して年会費が無料になる
ただ無料にする条件はPiTaPa、クレジットそれぞれ「1年に1回以上の利用」で金額や場所は問わないことがほとんど。コンビニでおにぎりを買うだけでいいのでハードルはかなり低いですね。
PiTaPaカードはチャージや定期区間内では使ったことにならない
PiTaPaカードは1年に1回でも利用すれば無料ですが、チャージやPiTaPa定期区間での利用は使ったことにはなりません。
あくまでPiTaPa決済で乗車、ショッピング、定期券購入のどれかをすることが条件です。
行動 | PitaPa利用の有無 |
PiTaPa乗車(ポストペイ) | ◯ |
PiTaPaショッピング | ◯ |
PiTaPaショッピング(定期券購入) | ◯ |
PiTaPa乗車(チャージ) | ✕ |
磁気カードからPiTaPaへ定期移し替え | ✕ |
PiTaPa定期の更新(PiTaPa払い以外) | ✕ |
PiTaPa乗車(定期区間内) | ✕ |
PiTaPaにはIC定期サービスがあって、磁気カードのように定期区間の情報が印字できます。よく勘違いされますが定期の区間内だけで乗っても「定期としての利用」にしかなりません。
区間外で乗らないとPiTaPa使ったことにはならないんだよね...
たとえば阪急電車で「西宮北口駅 ー 梅田駅」のPiTaPa定期を持っているなら、西宮北口から三ノ宮方面へ行ったり梅田から地下鉄に乗ったりすればPiTaPa利用になります。
- 定期区間内のみ利用:年会費がかかる
- 定期区間外でも利用:年会費はかからない
ちょっとややこしいですが、1年に1回で大丈夫なのでお出かけのときに使っておきましょう。
またチャージでの乗車もPiTaPa利用にはなりません。ただチャージ利用限定だったJR西日本でもポストペイで乗れるようになったので、チャージが必要になるのは全国のICカード相互利用エリアのみとなりました。
「JRしか乗らないから年会費がかかってしまう!」...ということはなくなったので安心ですね。
おわりに:PiTaPaの年会費がイヤならICOCAがおすすめ
以上、PiTaPaは年会費を無料にできるから1年に1回使おう!...という記事でした。
まあ普通に使っていれば年会費は発生しませんが、定期区間だけ乗っている人はちょっと気をつけたほうがいいですね。
もし「定期区間しか乗らないし年会費がかかるのはイヤ!」という方は、チャージ式のICOCAをおすすめします。
本日は、以上です!