「やべ、バンドルカードの支払いあるの忘れてた!もしかしてブラックリストになるのかな...」
今回はバンドルカードの支払いを滞納するとブラックリストになるのか?について書いていきます。
バンドルカードはコンビニやクレジットカードからチャージできる他に、ポチッとチャージで後払い式のチャージも可能です。手元にお金がなくてもアプリで手続きするだけであっという間にチャージができます。
ポチッとチャージしたお金は翌月末までにコンビニやATMで払えばいいのですが、ついうっかり支払いを忘れた人もいるのではないでしょうか?便利なチャージ方法ですが、滞納することは決していいこととは言えません。
バンドルカードを使っている人は参考にしてください。
ポチッとチャージを滞納してもブラックリストにはならない
まず結論から言うと、バンドルカードのポチッとチャージを滞納してもブラックリストにはなりません。
どうしてブラックリストにならないかというと、バンドルカードを運営している『株式会社カンム』、そしてカンムがポチッとチャージを連携させている『Gardia(ガルディア)株式会社』はどちらも信用情報機関に登録していないからです。
- 信用情報機関:私たちの氏名、住所、勤務先、カード返済状況などを管理する組織
そもそもブラックリストをざっと説明すると、クレジットカードやローンを3ヶ月以上延滞、もしくは債務整理をして信用情報機関に「金融事故」のデータが登録された状態を指します。
以下は実際に私が開示した信用情報機関の1社である「CIC」のデータ内容です。赤丸の「異動」が金融事故を起こしたことを示しています。
「異動」が書かれているとブラックリスト確定
カード会社は審査のときに、信用情報のデータを見ることができるので、異動と書かれている人はまず通りません。借りたお金を返さない人が信用を失うのと同じですね。
この異動データは最低でも5年間は解除されないのでクレジットカードを作るのがかなり難しくなってしまうんです。これが世間で言う「ブラックリスト」の状態になります。
バンドルカードの運営会社は信用情報機関の会員ではない
しかし、上でも書いたようにバンドルカードを運営するカムイ、ガルディアは指定情報機関3社(CIC、JICC、KSC)すべてに会員登録していません。「異動」が書かれるのは会員登録しているカード会社、ローン会社などのサービスだけです。
企業 | 信用情報機関に加盟 |
クレジットカード会社 | している |
ローン会社 | している |
消費者金融 | している |
銀行 | している |
リース会社 | している |
(株)カンム | していない |
Gardia(株) | していない |
だから極端な話、ポチッとチャージの支払いをいくら滞納しようが、何ヶ月滞納しようが、他のクレジットカードやローンの審査にはまったく影響は出ないということですね。
まあ、決していいことではないけどね
バンドルカードを滞納すると損害遅延金が発生する
では、バンドルカードをいくら滞納しても何も怒らないのかと言えば、もちろんそんなことはありません。
バンドルカードの公式サポートベージではポチッとチャージの滞納について以下のように書かれています。
支払い期限を過ぎると、利用規約に則り以下の手続きを取る場合がございます。予めご了承の上、速やかにお支払い頂ますようよろしくお願い致します。
- カードの利用停止
- ポチっと申込み上限の制限
- 第三者への債権譲渡
- 支払期限の翌日から支払いに至るまでの、遅延損害金の請求
まず滞納するとカードが停止され、第三者(多くの場合は「債権回収会社」)への債権譲渡、そして損害遅延金が発生します。
損害遅延金はバンドルカード利用規約の第10条第3項によると「年率14.6%」。滞納金を支払うまでこの利率で1日ごとに加算されていきます。
あくまでブラックリスト登録されないだけで、支払いが遅れたときのバンドルカード運営の対応は他のカード会社やローン会社と変わりません。取り立ての会社から督促もどんどん送られてくるでしょうし、最悪のケースでは訴訟を起こされる可能性もあります。
...まあ、1日2日遅れるぐらいならそこまで大きなトラブルにはならないでしょうが、カードが使えなくなるリスクもあるので、ポチッとカードでは必ず支払える額だけをチャージしてくださいね。
おわりに:ポチッとチャージを滞納したら早めに返そう
以上、ポチッとチャージを滞納したらブラックにはならないけど督促は来るよ...という記事でした。
バンドルカードは親の同意さえあれば未成年でも作れてしまうので、よく分からずポチッとチャージを使っていたら支払えなくなった...なんてことも起こりがち。
滞納したお金は結局は払わなければならないので、家族に借りたり、持ち物を売ってお金を用意したり、カードローンやキャッシングで借りるなどの対策を取りましょう。もちろんカードローンを借りすぎて今度はそっちが返せなくなった...なんてのは本末転倒なので、利用するときしっかり計画性を持って行動してください。