「ネットで楽天カードの評判見ると『エラコ2があるから気をつけろ!』とか言われるけど、アレってなんなの?」
この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。
CMでも有名な楽天カードですが発行枚数が日本でもトップクラスのためか、ネットでもたくさんの口コミが溢れています。
その中でもネガティブな書き込みとしてよく見るのが「普通に使ってたらいきなりエラーコード2(もしくはエラコ2)になった!」...というもの。
はたして、エラーコード2とは一体何なのでしょうか?
先に当サイト『ブラックリストのキリンです』のまとめを言うと、もしエラコ2になったら諦めるしかないけど、そこまでビビるものでもない...という結論です。
楽天カードのエラーコード2は「サービス強制解約」を意味する
最初にお伝えしておくと、楽天カードにおける「エラーコード2」とは楽天カードのサービスから強制解約になったことを指す用語です。
こうなるとショッピングはもちろん、Amazonや楽天市場などでも楽天カードで決済することはできません。オプションで発行したETCカードも使えなくなります。
このエラーコード2のメッセージは楽天カードの会員専用サイト『楽天e-NAVI』にログインしたときに表示されます。具体的にはこんな感じ。
このカードはサービス対象外となっております。(エラーコード:2)
恐れ入りますが、カード裏面に記載のお電話番号へ営業時間内にお問い合わせください。
営業時間:9:30〜17:30
お問い合わせください...と書かれていてもすでに強制解約をされてしまっているので、コールセンターにお願いしてもエラーコード2を撤回して復活させることは不可能です。
また、どうしてエラーコード2になってしまったのかと質問しても、個人情報の保護のためにその詳しい理由は教えてくれません。
エラーコードの大きな原因は料金の未納
エラーコード2にするかどうかの判断は楽天カード側が決めています。その内容は完全なブラックボックスなので直接原因を調べることはできません。
ただ口コミなどを元に推測すると、過去に「料金の未納」があるとエラーコード2になる確率はかなり高いようです。
楽天カードではカードを発行したユーザーにも定期的に信用情報をチェックする「途上与信」をしているので、料金の未納を見つけたら「リスクの高いユーザー」としてエラコ2の対象になる可能性があるということですね。
途上与信とは...?
カード会社がクレジットカードを発行したユーザーに対して定期的に行っている信用情報のチェックのこと。カード会社にもよりますが、料金の延滞をしていないか?他社からの借り入れに問題がないか?などの項目を見ているといわれています。
途上与信をする理由は、ユーザーが料金を払えなくなってカード会社が損をするリスクを下げるため。チェックに問題がなければ利用限度額が上がることもありますが、あまりにも悪質なユーザーはエラコ2のようにカードを強制解約されてしまいます。
別に途上与信は楽天カードだけでなく、他のカード会社でも数ヶ月に1回程度のペースで行われています。
それでもなぜこんなに楽天カードだけ口コミが広がっているのかと言うと、単純に発行枚数が多いから、そして入会審査のハードルを高くしない代わりに途上与信を厳しくしているからだと推測されます。
「楽天カードで未納しなきゃいいんでしょ?」...というわけでもなく、他のクレジットカードやスマホの分割払いを延滞しても楽天カードでエラコ2になるリスクがあるので、支払いの管理はしっかりとしておかなければいけません。
エラコ2以外のエラーコードにも要注意
エラーコード2以外にも楽天カードでは楽天e-NAVIにログインしたときに「エラーコード◯」と表記されることがあります。◯に入る記号と、状態は以下の通り。
- 1:楽天カードが利用停止になる(そのままエラコ2に移行する可能性あり)
- A:ネットキャッシングの機能停止(同上)
- M:限度額増額の審査で「年収」が理由で落ちた
- G :限度額増額の審査で「年収以外」の理由で落ちた
- C:カードのシステムエラーが起きたときに決済しようとした...など
M、G、Cはそれぞれに明確な理由がありますが、1、Aはユーザー自身では何が原因でそうなってしまったのか必ずしもわからないことがあります。
1番多いのはエラコ2と同じく「料金の延滞」なので楽天カード、他のカード関係なく未払いのものがあったらすぐに払い終えてください。
それでもエラーコードの表示が改善されなければコールセンターに問い合わせてみましょう。
楽天カードのエラーコード2は普通に使えばそこまで怖くない
いきなり強制解約されるイメージの強いエラーコード2ですが、冒頭でも書いたように普通に未払いが無いように楽天カードを使っていれば全然怖くありません。
もちろん延滞以外でも楽天カードの判断でいきなり使えなくなる可能性もなくはありませんが、ちゃんと料金を支払っているユーザーは楽天カード側としても「収入に貢献している存在」なのでよほどのことがなければ停止にはしないはずです。
私もブラックリストだったころに何度か楽天カードに申し込んで撃沈しています。
その頃の顧客情報をそのままカード会社が「要注意人物」として持っていてもおかしくありませんが、ブラックが解けて再申し込みしたら審査に通ったし、いまのところエラコ2もなく普通にカードが使えています。
ネットは少なからず物事をオーバーに表現する人がいるので、リアルの世界よりも楽天カードの悪いイメージが広まってしまっているのでしょうね。10年連続で顧客満足度ナンバーワンのカードですし、普通に使いやすいですよ。
また楽天カードは以下の情報の通り、年会費無料でポイント還元率も1%〜とすべてのクレジットカードの中でもかなりの高性能。
【公式サイト】楽天カード
年会費 | 永年無料 |
カードブランド | VISA、Mastercard JCB、AMERICAN EXPRESS |
電子マネー機能 | 楽天Edy |
ポイント還元率 | 1%〜 (楽天ペイで支払うと1.5%還元) |
海外旅行保険 | 傷害保険:最高2,000万円(利用付帯) |
ETCカード | あり(年会費 税抜500円) |
家族カード | 無料 |
また楽天市場や楽天ペイと組み合わせるとさらにポイントアップを狙えるので「とにかくポイントを貯めたい!」...という人にはおすすめです。エラコ2が怖いから...という理由で楽天カードを作らないのはもったいないですよ。
\TRY NOW!/
※ 楽天カードの公式サイトへリンクします
エラコ2になってしまったらイオンカードがおすすめ
それでももし楽天カードでエラーコード2になってしまったら、残念ながら再申し込みしてもほぼ間違いなく審査に落ちてしまうでしょう。
楽天カードのエラコ2の情報は社内で保管されるので、またチャレンジしたとしても審査の時点で同一人物だとバレてしまいます。それならば他のクレジットカードを申し込んだほうが賢明です。
おすすめのクレジットカードは『イオンカード』です。中でも『イオンカードセレクト』ならイオン銀行のキャッシュカード機能も付いてくるので財布の中がスッキリします。
年会費 | 無料 |
ポイントサービス | ときめきポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
家族カード | あり |
ETCカード | あり |
イオンカードセレクトは年会費が無料で、全国のイオングループで使うことができます。
毎月20日・30日はCMでもおなじみの「お客様感謝デー」として、イオン、まいばすけっと、マックスバリュなどのお買い物が5%オフです。さらにはポイントも貯まるので、実質の割引率はもっと増えますね。
また電子マネーのWAONが付帯しているので「あんまりクレジットカードは使いたくない、けど1枚は持っておきたい」...という人にもおすすめです。
\TRY NOW!/
※ イオンカードセレクトの公式サイトへリンクします
エラーコード2になる=ブラックリストではない
エラーコード2で楽天カードが使えなくなったとしても、それとブラックリストになることは別問題です。
1日でも延滞したら解約になるかもしれないエラコ2と違って、ブラックリストは61日(もしくは3ヶ月)以上の滞納をしないかぎり載りません。
もちろん延滞をそのままにしておくとアウトなので、やはりエラコ2やエラコ1の表示を見つけたら早めにカードやローンの滞納が無いかをチェックして、早めに返済することが大切です。
おわりに
以上、楽天カードのエラーコード2についての記事でした。
もし持っている楽天カードで公共料金の支払いなどをしていた場合、エラーコード2になったことがわかったら急いでそれぞれのコールセンターに連絡をして支払い方法の変更の手続きをしましょう。
また、こうしたトラブルになっても被害を最小限にするためにも、上でイオンカードセレクトを紹介したように予備のクレジットカードを最低もう1枚は持っておきたいところですね。
あわせて読みたい